ついに最後の日を迎えた。
前夜は、久しぶりによく眠れた。
明け方にブログ記事を仕上げ、荷造りを済ませる。
窓を開けると、すっきり晴れ渡っている。
今日も暑い一日となりそうだ。 . . . 本文を読む
結願の朝は雨だった。
ブログの更新で宿を出るのが遅くなった。
あの日の記事だけは、丁寧に書いておきたかった。
宿には迷惑をかけた(到着が19時で出発が8時半)が、
私にとって、どうしても必要な時間だった。 . . . 本文を読む
6/26日曜日、お遍路歩き始めから48日目。
85番八栗寺から88番大窪寺までの距離が26km余り。最後の大窪寺までの遍路道は
山越えになるので厳しいとは聞いている。(手前の長尾寺で一泊して翌日大窪寺を打って結願する人が多いらしい)
87番長尾寺までの所要時間によっては大窪寺まで行ってみようと考えていた。 . . . 本文を読む
高松の気温は、その日34℃まで上がったようだ。 山から下りてきて、暑気が吹き上げるような熱気がゆらゆら路面から立ち上がっていた。 頭は朦朧として、まともな思考能力に欠いていた。 . . . 本文を読む
丸亀市内から、ひたすら東を目指した。
寝不足のぼーっとした頭に容赦なく、朝から強い日差しが照りつける。
土器川の河口付近から讃岐富士(飯野山)の秀麗な姿が望まれる。
この山に代表される、なだらかな双曲線を描く山が多いのが讃岐路の風景だろう。 . . . 本文を読む
前夜は雷が鳴っていた。 そして朝は晴れたが、すっきりした青空ではなかった。 それでも貴重な梅雨の晴れ間、残り少なくなった札所を一気に減らしてゆこうと 結構、気合が入っていた(笑) . . . 本文を読む
予報通り、朝から土砂降りの雨だった。
一時間も歩くと、靴もカッパも(連日の雨にゴアテックスも効果薄)グッショリ濡れて浸み込んでくる。
手先は白くふやけ、かじかんで感覚がなくなる。 . . . 本文を読む
どうして近頃、風景に対して心動かされないのだろう?…と不可思議に思っていた。
それは、きっと旅慣れてきたことで心の振幅が小さくなったことと
普段見慣れた地元の風景だからと納得していた。 . . . 本文を読む
噂には聞いていたが、やっぱり驚いた。 どこかのイベントホールのような建物が、八十八カ寺だということを、うまく理解できなくて 巡礼のお遍路さんも、どこか戸惑ったような表情をしている。 . . . 本文を読む
荷物は思ったように減量出来なかった。
点数としては、たくさん減らしたのに重量が変わらないということはモバイル本体の重さか?
軽量を売り文句にしているオスプレーだが、ザック本体の重さも結構ある。
朝、量ると15kg…昨晩より増えている。
背負ってみると、思ったより軽い。
もう諦めて、これで出発。 . . . 本文を読む
寝坊してしまった。
まぁ、これも自宅から札所を打っている気の緩みだろう。
ほとんどのお遍路さんが、滞ることなく前に進み続け札所を打っているのだから、
お遍路ご当地に住んでいる地の利を生かした私の方法は、かなり狡いかもしれない。
ごめんなさい。 . . . 本文を読む