昨夜からのインターネット閲覧や今朝の新聞を読むと国際社会の介入で、
やっと福島第一原発の危機的状況にも、明るい兆しが見えて来始めました。
それは発表されているような政府の要請というよりも、余りもの危機管理能力の無さに
国際社会が痺れを切らし、事態収拾のために介入してきたというのが
正解ではないでしょうか? . . . 本文を読む
お彼岸
2011-03-21 | 風景
彼岸の中日前後は、あいにくの雨模様。
日程をずらして土曜日の墓参を決めた。
車依存症の傾向のある弟は、前回のバス旅行で懲りたらしい。
door to door の利便性に慣らされてしまうと、
公共交通の待ち時間や乗り換えさへが億劫らしい。
こういう不精者が多い…それも車依存度の高い地方都市ほど。
といわけで、お彼岸の墓参りは、私ひとりで出発。
また朝一番の急行バスに乗る。
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しんしんと雪の降る夜、
ひっそり息を引きとったお婆さんのことは忘れない。
数多(あまた)の生命が恐ろしい波に呑まれて
昏い闇の底へ消えて行った2011.3.11.は決して忘れない。
ひとり、ひとりの命を想う。
昏い闇の底から、静かに光の射す場所へと向かう道しるべ。
溢れる光の春は、もうそこまでやって来ている。
死の境界をくぐり抜け寄り添う人々。
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2011.3.11.14:46.未曾有のカタストロフィーが列島を襲った。
その時刻私は、雪の石鎚山、前社ヶ森から夜明峠へ至ろうとしていた。
地殻の変動から、わずか数分で巨大なエネルギーが波動となって
太平洋沿岸を襲う。高さ15mの壁となって次々と沿岸の街を呑み込んでゆく。
一万を越える生命の声が渦巻いた瞬間、私は雪上で何を感じていただろう?
地震の第一報を聞いたのは、とっぷり日 . . . 本文を読む
さぁ、やっと完結編です。
一度で済むお話を、数回に分けて引っ張るような手法は、
決して本意ではないのですが、
(今回は話しが長くなりそうなのと、画像が多いので三回に分割)
一度試してみると、ずいぶん楽ですね(笑)
人気ブログで、よくみる手法ですが、なるほど…でした。
三坂峠に正午到着。
全行程を45kmとすると、現在13km地点くらいで、まだ1/3も来ていない。
八坂寺を8時 . . . 本文を読む
さて昨日の続きです。
浄瑠璃寺から、標高720m、三坂峠までの旧い遍路道の存在は、
ずいぶん昔に石川道夫さんが、山と渓谷誌に書かれた記事で知った。
以前から一度歩きたいと思っていた古の往還路だ。
途中にあった遍路宿「坂本屋」が再建され、
お接待に使われているという話も聞いている。
里山風景に古道歩きに、時代を経た遍路宿…
ちょっとわくわくするようなキーワードが並ぶ、
今回のハイラ . . . 本文を読む
三月の声を聴いて、いよいよお遍路を具体化させることにした。
(予告しておいた石鎚入山は日程が合わず次回に持越し)
先ず、一日の歩行距離の目安である30Kmという距離を
実際に歩いて身体で覚えてみる。
札所の集中する市街地を歩くのは、あまり気が進まない。
父母との憶い出の場所である47番札所、八坂寺を起点にして、
里山から峠越えの旧い遍路道を辿る45番札所、岩屋寺までの
距離がほ . . . 本文を読む