Landscape diary ランスケ・ ダイアリー

ランドスケープ ・ダイアリー。
山の風景、野の風景、街の風景そして心象風景…
視線の先にあるの風景の記憶を綴ります。

吉田都 Last dancing

2010-10-26 | 生活、環境
 書こうか、どうしようか迷ったけれど、  やっぱり面白かったので、ちょっと書いてみます。  昨夜、NHK TV、プロフェショナル仕事の流儀「吉田都」を観た。  英国ロイヤルバレエ団プリンシバル、吉田都の引退公演までの日々を取材したドキュメント。  私は熱心なバレエファンではないが、  原初的な身体パフォーマンスである舞踏には、ずっと興味があった。  その最も洗練された完成形であるクラッシックバ . . . 本文を読む
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柱状尾根の光と影

2010-10-19 | 風景
 私たち「山の写真ヤ」にとって、石鎚秋のハイライトといえば、  朝陽に燃え上がる天狗岳と夕陽に照り映える墓場尾根(柱状尾根)の紅葉だろう。  それに霧が発生して、吹き上がる炎のような光景まで加味されれば、  それはもう、神々しい霊峰の風景が出来(しゅったい)した瞬間と云えるでしょう。  私たちは、石鎚山岳写真の先人たちが残してきたような「神の時間」を夢見て、  また、この秋もお山へ通い続けていま . . . 本文を読む
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天狗岳燃える

2010-10-12 | 風景
   一閃の昇陽が世界を一変させた。  どよめきとシャッター音が静寂を破り連続する。  赤々と燃え上がる天狗岳が薄明の境界を越えて、昏い夜の縁(ふち)から競り上がるように屹立する。        夜半、天幕を打つ音に幾度も目覚め、浅い眠りを繰り返した。  前日の午後から山を覆った霧が、夜露となって深夜降りて来た。  そして谷から吹き上げる風が梢を揺らし、雨のように天幕に降り注ぐ。  午前1時過 . . . 本文を読む
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山頂からの紅葉便り、第3便

2010-10-09 | 風景
 冷たい雨降る山頂から、今朝もメールが届きました。  それは、まさに私たちが最も知りたいライブな情報。  石鎚神社のKさん、ありがとうございます。  昨夜と今朝届いたメールを、そのまま転載します。  ■10/8、19:09 「冷たい雨は降ってますが…」   微風ですので、落葉の影響はないかと…   境内の(頂上社の)カエデが良い色になって来ましたよ。   雨上がりの景色が楽しみですね。 . . . 本文を読む
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紅葉便り、第2便

2010-10-08 | 風景
 風が北東に変わった。  天狗岳を巻き上がる筋状の雲の流れが、頭に浮かび リピートする。  松山市内は地方祭(秋祭り)で開店休業(学校や企業も休む)  一度端緒をつけた石鎚入山は、この際何度も繰り返される(笑)  快晴の天気予報を受けて、再びスカイラインを駆け上がった。  石鎚上空に、ぶあつい雲の流れがある。  何か厭な予感…  案の定、午前中青空は広がるものの、厚い雲の塊が幾つも山上を流 . . . 本文を読む
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山頂からの紅葉便り

2010-10-06 | 風景
   さぁ、今年も石鎚山頂からリアルタイムの紅葉便り(もみじだより)が届きます。  本日10/6 から頂上社勤務となる石鎚神社のKさんよりの紅葉情報です。  15:40、一瞬雲の狭間から天狗岳が姿を見せました。  おぉ~この色づき具合なら、天狗岳の紅葉は今週末辺り(10/9~/11)には  ピークを迎えそうな勢いですね。  弥山から望む天狗岳の紅葉写真は、前景となる弥山手前の樹々の葉っぱが   . . . 本文を読む
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秋は山から降りてくる

2010-10-03 | 風景
 年明け1/8で途切れた石鎚入山。  9ヶ月近い長いブランクの後、やっと10/1 再開出来た。  記録的な猛暑の夏と何時まで経っても終わらない残暑の9月。  この異常気象では、今年の秋は期待出来ないだろう…  と半ば諦めていた。  ところが気象協会の発表した紅葉予想は「良好」。  例年より遅れるが、充分な日照時間と直接的な台風被害がないことが  この予想結果となったようだ??  本当かなぁ?半 . . . 本文を読む
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