毎度、紅葉シーズンの書き出しは、この決まり文句で始まってしまう。 「四国の紅葉は石鎚山の天辺(てっぺん)から始まる」 これを、ほぼ十年間続けている(苦笑) さぁ、今年も色づき始めた西日本一の高嶺を目指そう。 . . . 本文を読む
週末は高知のmisaさんたちと、一足早い秋の風景を瓶ヶ森周辺で満喫するつもりだった。 夏から秋へ、季節の端境期の天候は変わりやすい。 さすがの晴れ女を自認するmisaさんも台風の進路を変えられなかった(笑) なんだか連休後半を狙い澄ましたような台風の通過だった。 misaさんたちには申し訳ないが、台風一過の風景を狙って私ひとり瓶ヶ森へ。 そう、「天候の変わり目を狙え」は、風景写真の鉄則。 . . . 本文を読む
今朝の新聞をみて唖然とした。
未だ50msv~20msvの高濃度汚染が続く福島県飯館村から避難してきた
飯館中学校の仮設校舎(福島県飯野町)において、朝日新聞社と日本対がん協会が主催する
「ドクタービジット」という現役医師による子供たちに向けた授業が行われました。
「放射線の正しい知識を知ろう」というテーマで行われた授業の講師は、なんと中川恵一東京大学准教授 . . . 本文を読む
圧倒的な悲劇を目の当りにして私たちは言葉を失ってしまう。 それがリアルタイムで音を立てゝ崩れゆく(呑み込まれる)瞬間を目撃した場合は尚更。 そして起きてはいけないことが現実に起こってしまったという理不尽さや遣り切れなさを抱えながら、 その悲劇からの生還者や安全な処にいて目撃していた人たちは、無意識のうちに、罪障感を抱いてしまう。 3・11も9・11も広島の原爆投下(原作では扱われているらしい)もドレスデンの無差別爆撃にしても、 生存者の多くが、この消えない罪障感に苛まれている。 「ものすごくうるさくて、ありあえないほど近い」とは、そんな映画だ。 . . . 本文を読む
魔術師、辻原登の熊野を舞台にした壮大な物語「許されざる者」上下の文庫新刊。 贔屓の作家の作品が文庫化されたときの愉しみは、その後書き解説を誰が書くか? 近頃では湯本香樹実の「岸辺の旅」(文春文庫)の解説を平松洋子が書いていた。 . . . 本文を読む