Landscape diary ランスケ・ ダイアリー

ランドスケープ ・ダイアリー。
山の風景、野の風景、街の風景そして心象風景…
視線の先にあるの風景の記憶を綴ります。

ソバナ(岨菜)

2020-08-16 | 写真

 

今日、瓶ヶ森で撮りました。

木蔭に、ひっそり咲いていました。

今回の収穫は、これ一枚きり。

空回りが続くダメな時は、一枚きりで見せる写真も在りかな、と思いました。

下界のうだるような暑さが、噓のような涼しい山の時間でした。

でもコロナ禍で行き場を失って、近場に涼を求める人が、いっぱい。

 


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2 コメント

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瓶ヶ森 (鬼城)
2020-08-17 08:01:54
様変わりしていますが、定番の石鎚の北壁の風景を求めて行く人もいます。友人の山ガールも瓶に行くと行っていました。まさに密の状態では・・・宇和島、松野にまたがる滑床渓谷、お盆中人で一杯だったとか! 自由な山行が出来るようになってほしいですね。早く解散しないかなあ!
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ソバナの憶い出 (ランスケ)
2020-08-17 19:52:32
ソバナの名前の由来は、岨(切り立った崖)に咲くという意味らしいです。
蕎麦の葉っぱに似ているからという記述も。

この花に初めて出会ったのは南アの北岳でした。
広河原から吊り橋を渡って樹林帯に入ったところで、木蔭に咲く花に目が留まりました。
釣り鐘状の淡い青紫の連なりに惹き寄せられ夢中でシャッターを切った憶い出があります。
その後、大樺沢、八本歯のコル、と憧れの花々が次々と目前に現れ、夢のような時間でした。
稜線に咲くイワギキョウの方が鮮烈なのに、ソバナの印象は今も色褪せません。

桔梗科の花は総じて好きですが、木蔭にひっそりと咲く、この花の涼し気な佇まいは格別です。
樹林帯ということで光の在処を探しました。
四方八方アングルを探し、やっと仰ぎ見る位置で降り注ぐ木洩れ陽の在処を探し当てました。
この日、一番集中した時間だったと思います(笑)

瓶ヶ森は石鎚遥拝の古くからの聖地です。
夏はテントを担いで、ずいぶん通いました。
高原状の空が広い場所で過ごす夏の時間は開放的ですよ。
この日も沢山の人がキャンプ場でテン泊していました。
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