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例年通り、9月下旬に始まった石鎚の紅葉前線だったが、
今年は微妙に様相が違うようだ。
やっぱり記録的な猛暑の夏が影響したのだろうか?
先週の金曜日に真冬のような冷え込みを記録してから、
意外に気温は高めに推移した。
それでも二日あたりから、お山の彩は一気に深まったと山頂小屋のHさんは云う。
その言葉通り、北壁下のトラバース道から、赤や黄色の山の彩が目を引くようになってきた。
そして山頂周辺のミネカエデは朱紅の色を深め、ドウダンも鮮烈な赤に染まる。
天狗岳の紅葉ラインは1900mから1800mに掛かろうとしている。
気になっていた台風23号も進路を大陸方面に向けたようだ。
これでしばらくは、紅葉前線の推移を安心して見守れる。
この調子なら例年通り10日前後まで大丈夫だろう。
後は、お天気次第か?
三日の朝、山頂で見事な朝焼けの御来光を迎えるその時刻に、
御塔谷方面で高く谷に響く鹿の鳴き声を聴いた。
東は瓶ヶ森から伊吹山、そして西は堂ヶ森辺りまで進出した鹿が、ついに石鎚山直下の谷までやって来たようだ。
紅葉の山に響く鹿の鳴き声は、物悲しくて、とても風流なのだが、
そうも云っていられない昨今の事情が辛い。
二週連続で通った天狗岳紅葉写真も一段落した気分。
さぁ、そろそろ色づいた森に入らなくては…
山で出会った、ひろぞうさんのブログをブックマークに追加しました。
体力のみならず、気合までおちてるようで・・・・
森にはいられますか?存分に癒されますように
食べられた跡に気が付くころにはかなりの鹿が入り込んでいる筈。
風流だと喜んでいるわけにはいきませんね
天気次第の紅葉見物・・予報では曇りが続きます。
良い日に登ることが出来ればよいのですがねえ。
人のいない静かな森の方が落ち着きます。
石鎚山頂から瓶ヶ森方面を見ると、雲海に浮かぶ瓶ヶ森の刻々と変化する様相が見事でした。
「今朝、瓶ヶ森にいる人は、最高の風景と出会っているだろう」
と悔しがっていました。
misaさん、結局行かないと、どんな風景とも出会えません。
結果、期待外れでも、それはしょうがない。
秋は寒暖の差が激しいので雲海の発生率が高くなります。
モチベーションを、しっかり維持してくださいね(笑)
このままだと剣山系のように禿山になるのは時間の問題でしょうね。
この問題の原因が、私たち人間による野生動物の生息環境の破壊であることが、はっきりしている以上、
私たち人間の手で、その数をコントロールするしかないのでしょうね。
地球温暖化による冬の気温が高いために、北海道のエゾシカが爆発的に増えているという話も聞きます。
冬の雪や寒さで、ある程度の数がコントロールされていたようです。
その地球温暖化も、人の経済活動が原因です。
私が夢想するのは、鹿の都市化です(笑)
奈良のように、そこいらに普通に鹿が闊歩している街の光景。
今年の夏は記録的に暑かったので、夕暮れになると、ひんやりした奈良の街中の舗装路に寝転がる鹿たちの写真を新聞で見ました。
野生動物と人が共存する、のどかな風景ですね(笑)
南半球では、コアラやペンギンやスカンクが街の人の暮らしの、すぐそばで行動する映像をよく観ます。
どこかで、そういう野生動物と共存できる環境を真剣に考えて行かなければならないのだと思っています。
一律に野生動物を害獣として排除するのは、傲慢で最悪の選択のように思えるのですが…
低山の杉山を間引きして下草の育つ環境整備や里山周辺で鹿が暮らせる環境を整えるとか、人間中心の発想からの転換が必要なのだと思っています。
今年の紅葉前線は、少し早いようです。
1500mクラスの広葉樹の森が色づくのも、もうすぐですよ。
今年の紅葉も良いですね。
秋合宿に誘われたのですが、足の状態を考え泣く泣くあきらめました。
そのぶん、ランスケさんの写真で堪能させていただきました。
今日は一日雨・・・ウォーキングをし、足慣らしです。
LINKのひろぞうさんの写真も豪快できれいですね。
山頂周辺でテン泊すると風が強くて眠れません。
終始テントを揺らす風雨と傾斜地のため不安定な寝心地。
ここで二泊は寝不足で辛い(苦笑)
それで安心して眠れる愛大小屋へ。
でも夜明け前に山頂に到着するためには3時起き。
これを二日続けると、やっぱり寝不足でした。
今回と前回も明け方に雨が降ったので、
雨上がりの紅葉に朝日が射すと、殊の外、鮮やかな緋色に燃え上がりました。
日の出数分間のマジックアワー(光の魔術)です。
連休は、ホッホさんたちを案内して、再び石鎚へ。
また山は、凄い渋滞なのでしょうね。
秋合宿は、ひょっとして愛大山岳会の面河道登山道整備でしょうか?
私も、最終日に参加したいのですが、ちょっと微妙になってきました。
15年間通い続けた石鎚に対して、どこかで恩返しをしたい。
愛大山岳会の皆さんも高齢化してきたので、出来る限り参加したいと思っています。
山岳会の皆さんのボランティア活動のおかげで、面河道や二の森縦走路それに瓶ヶ森縦走路が保たれています。
放置すると、すぐに藪と化してしまいますから。
というか、本当は忘れていたんだけど、ふっと憶いだしました。
土小屋からの登山道は、きらきら色づき始めた樹々の葉叢越しに木洩れ日の光が躍る気持ちの好い秋の一日を予感させるスタートでした。
なんだか、木洩れ日の向こうから歌声が聴こえてきます。
その歌声は健やかな少女たちのハーモニー。
耳を澄ますと、第九の「歓喜の歌」。
思わず頬が緩みます。
ちょっと、はにかみながらも楽しそうに歌う少女たちに、
私もニコニコ。「山で聴く歓喜の歌、いいね」と声をかけました。
とたんに弾けるような笑い声と、独逸語の歓喜の歌は、気持ちのいい秋の森に、さらに健やかな歌声を響かせていました。
その日一日を、とても好い気分で過ごせたことを思い出しました。
山で聴く第九って、意外でしたが、まさに爽やかな秋の一日を祝福する歌でした。
情けない、これでも今は埃を被ったピアノで掻き鳴らした?ものですがね・・・・・
良いですよね、自然の中で聞く音楽は・・・
特にクラシックなど聞く余裕など現代人にあるのかどうかです
昨日はnewcameraお試Drive
霧の中の風情が何ともたまらん林道でございました
週末は登ります、近くを
misaさんのコメントに対しての返信、直球も考えましたが、今回はあえて変化球で(笑)
山田洋次の敬愛する小津安二郎の「東京物語」へのリメイク「東京家族」を観ました。
http://www.youtube.com/watch?v=VQjiqxx3rNw
誰が原節子の紀子の役をやるのだろうか?
これが最大の関心事でした。
それが蒼井優でした。
それも原作では戦死したはずの次男を妻夫木聡が。
この二人で、見事に紀子を演じていました。
予告編の父、橋爪功の「母さん、死んだぞ。」に続く妻夫木聡の演技は、この映画の白眉。
色々、批判の多い映画でしたが、私は好きでした。
「センチメンタルな旅」「秋の日のヴィオロンの溜息」
「退院」この頃の随筆ブログの透明感に溢れ繊細で
幽玄でいて心のこもったコメントの往復がたまらなく
好きだ。
ランスケさん一押しのちあきなおみの「矢木りの渡し」貼り付けておきます。
http://www.youtube.com/watch?v=ONb-nknD_pA
人生の岐路にたたされ、ぎりぎりの選択をする男女の事や運命を受け入れて生きてゆく女を歌いあげるの
はちあきなおみが最高です。
つづきは、ランスケさんが「朝日楼」についてコメントするでしょう。
では、では、