母の事後処理の中でも厄介な出生から死亡までの長い戸籍を入手する作業が残った。
父の時には本籍地である宇和島からの郵送を依頼したので、
ずいぶん煩雑な手間と時間を要したという記憶がある。
え~ぃ面倒だ。
とこの際、思い切って宇和島までの役所手続きを兼ねた小旅行を思い立った。
母の育った街を歩いてみたい…
そんな想いが私の背中を押した。
センチメンタルな感傷旅行は、少しロードムーヴィーを気取る(苦笑)
70年代のロードムーヴィーの傑作「真夜中のカウボーイ」の
オープニングとエンディングが確か長距離バスの移動だった。
挿入歌「噂の男」が車窓を流れる風景にかぶさる(笑)
一方的な突然の訪問でした。
kyoichさん、鬼城さん、御免なさい。
年始の忙しい最中に時間を割いて、またしても丁寧な伊達博物館の案内を
して頂いた…特に蒔絵の重文クラスの逸品たちには溜め息。
20年という途方もない年月をかけて仕上げられる塗り物の至芸の技を解説する横顔に
鬼城さんの失われた伝統工芸に対する深いリスペクトを感じました。
お二人と過ごした時間に、なんだか少し気持ちが軽くなった気分…感謝。
鬼城さん、kyoichさんと別れて、小雨降る宇和島の街へ。
母の過ごした時間の止まった路地から始まり、
路地から路地を彷徨う。
少し雨脚が強くなった。
自然と足は宇和島城へ向かう。
門を潜って、苔むした石段や石畳の道を歩く。
視線の先に神社の境内に忘れ去られたような相撲の土俵。
さらに緑青の青が沁み入るような蘚苔に覆われた旧い石垣…そして鬱蒼とした照葉樹の森。
雨に煙る白い漆喰の天守閣。
思いの外、威風堂々とした美しい佇まい。
(観光写真などからのイメージは、こじんまりとした印象だった)
宇和島到着時、観えていた雪を被った白い鬼ヶ城連山は、あいにく靄に煙る
白い風景の中に没してしまった。
雨脚の衰える気配もない。
名残惜しいが、また墓参のたびに、この街を訪れるだろう。
バスの時刻を確認して城山を下りる。
また少し肩の荷が下りた気分…
父の時には本籍地である宇和島からの郵送を依頼したので、
ずいぶん煩雑な手間と時間を要したという記憶がある。
え~ぃ面倒だ。
とこの際、思い切って宇和島までの役所手続きを兼ねた小旅行を思い立った。
母の育った街を歩いてみたい…
そんな想いが私の背中を押した。
センチメンタルな感傷旅行は、少しロードムーヴィーを気取る(苦笑)
70年代のロードムーヴィーの傑作「真夜中のカウボーイ」の
オープニングとエンディングが確か長距離バスの移動だった。
挿入歌「噂の男」が車窓を流れる風景にかぶさる(笑)
一方的な突然の訪問でした。
kyoichさん、鬼城さん、御免なさい。
年始の忙しい最中に時間を割いて、またしても丁寧な伊達博物館の案内を
して頂いた…特に蒔絵の重文クラスの逸品たちには溜め息。
20年という途方もない年月をかけて仕上げられる塗り物の至芸の技を解説する横顔に
鬼城さんの失われた伝統工芸に対する深いリスペクトを感じました。
お二人と過ごした時間に、なんだか少し気持ちが軽くなった気分…感謝。
鬼城さん、kyoichさんと別れて、小雨降る宇和島の街へ。
母の過ごした時間の止まった路地から始まり、
路地から路地を彷徨う。
少し雨脚が強くなった。
自然と足は宇和島城へ向かう。
門を潜って、苔むした石段や石畳の道を歩く。
視線の先に神社の境内に忘れ去られたような相撲の土俵。
さらに緑青の青が沁み入るような蘚苔に覆われた旧い石垣…そして鬱蒼とした照葉樹の森。
雨に煙る白い漆喰の天守閣。
思いの外、威風堂々とした美しい佇まい。
(観光写真などからのイメージは、こじんまりとした印象だった)
宇和島到着時、観えていた雪を被った白い鬼ヶ城連山は、あいにく靄に煙る
白い風景の中に没してしまった。
雨脚の衰える気配もない。
名残惜しいが、また墓参のたびに、この街を訪れるだろう。
バスの時刻を確認して城山を下りる。
また少し肩の荷が下りた気分…
特に山道は迫力があります。
全国の城でもここしかない山道です。
あとの有名な城は皆、整備されていますからね。
正直言うと宇和島市は財政難で整備できないこともあるんです。(笑い)
この旅で少しでも癒されたなら幸いです。
今日は職場からなのでこの程度で御許しを・・・
自宅からも近そうなので一度訪ねてみますね。
街歩きをしているのに、自然と足が樹木の茂る場所へと向いてしまいます(苦笑)
子供の頃は、松山城の鬱蒼とした照葉樹の森が遊び場でした。
同様のお城山の森には懐かしい安らぎを覚えます。
唯一つ気掛かりなのが、以前木下さんも指摘していたように、
お城の年月を経た大きな樹が何本か伐採されていることです。
いくら観光資源であるお城の景観のためとは云え、
あの切り株の巨大さから想像しても、その樹齢は、
おそらく数百年を経ている筈。
それとも幹が空洞化して寿命が尽きようとしていた樹なのでしょうか?
かなり痛々しい風景でした。
宇和島に行かれてたんですね~。
鬼城さんにお会いしたとか・・・優しい鬼城さんに どんなにか心癒されたことでしょう。
良かったですね~。
昔々の宇和島の路地裏の写真 懐かしいですね。こんなところから宇和島の人情は生まれてきたのです。今は もう路地裏は少なくなってきたのでしょうね。私の子供のころにタイムスリップしたような気分になりました。ありがとうございます。ランスケさん お母様の思い出の地 いかがでしたか。 懐かしい優しいお母様を思い出されたことと思います。
私の故郷のお城 宇和島城・・思い出のお城です。私 高校生の時の冬のトレーンニングとして 城山ランニング(今で言うトレラン)を
毎日のようにしていました~。みんな足の爪をはがしながら よく頑張っていましたね~。
あの石段、苔むした石垣 私が宇和島を去ってからでも44年が経とうとしています。
もう 半世紀近くになりますね~。いやだ~~
そんなに年を取ったのかと思うと ゾォっとします。でも やっぱり そうなんですね~。自分の顔を鏡で見ると しわしわしわのオンパレードです。(笑)
でも 前向きに自分のできる範囲で 自分流に楽しく生きていこうと思います。
母を看てくれていた看護師さんから聞きました。
だから、あの並外れた体力なのだと納得。
伊達博物館の応接室で鬼城さんとカタックリさんの話題で盛り上がりましたよ(笑)
また宇和島再訪の際には伊達博物館へ、是非寄ってください。
宇和島は、本当にいい街です。
また墓参のたびに街歩きを楽しみたいと思います。
母の育った街は、私にとってもmysweet hometownです。
またまた驚きです。
妙典寺の家からお城が見えていました。
時々お邪魔します。
流れ星さんも宇和島出身ですか。
なんだか、この街はホッとしますね。
そして散歩するのに手頃な街の広がり具合です。
さて次回は、もっと山手を歩いてみようかな?
子供は宇和津小学校を卒業です。
魚が美味しかったです。
青嵐さん・おいわさんなど知った名前が出てきて・・楽しめます。
山野草サイトとして、かなり充実した内容ですね。
ムラサキセンブリ…
出会えなかった焦がれた花でした。
高知では普通に咲いているのでしょうか?
もう以前のように花の撮影に情熱を注ぐこともなくなりましたが、ブックマークして参考にさせてもらいます。
自転車でいける距離です。
インターからすぐですので開花期に連絡くだされば案内できます。
花を大事に思う方を案内し喜んでくださる顔を見ると・・長生きできるように思います。
2月中旬の高知中央部はバイカオウレンが満開になります。
いまはコセリバオウレンがぽつぽつ咲き始めました。
これから散策が忙しくなります。