Landscape diary ランスケ・ ダイアリー

ランドスケープ ・ダイアリー。
山の風景、野の風景、街の風景そして心象風景…
視線の先にあるの風景の記憶を綴ります。

2020年年賀

2020-01-02 | 風景

 

明けましておめでとうございます。

2020年、年賀状の画像は天狗の首巻でした。

プリンターの状態が悪く、掲載したような画像を送れなかったのが残念です。

新年の言葉は、「生きることに資する何かと」向き合う。(梨木香歩の「やがて満ちてくる光の」より)です。

残り少ない時間を肯定的に過ごしたい。そう願います。

 

大晦日から元旦にかけて石鎚山に入りました。

西の川から成就を経て弥山に至る夜の登拝でした。

亡きナナの魂を大晦日の夜から新年の朝にかけて送る私なりの御霊送りの儀式でした。

暗闇の中をくねくねと巡る参道は修験道の胎内めぐりを想起しました。

幻視のような短い映像が果てしなく頭をよぎる不思議な体験でした。

やがて淡い光に導かれ星降る霊峰の頂へ。


 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
故郷 (鬼城)
2020-01-03 07:33:17
ランスケさんの故郷と言っても過言で無い。
霊峰「石鎚」、毅然とそびえる天狗岳、相変わらずすばらしい。
満天の星空、ナナさんの霊も見守っていてくれます。
お忙しいと思いますが、おつきあいのほど宜しくお願いします。
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初詣は神様の山へ (ランスケ)
2020-01-03 09:18:16
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
鬼城さんは、穏やかな新年を迎えられたようですね。

20年通った石鎚山ですが、大晦日から新年の初詣は、これが初めてなんです。
正月は大人しく家で過ごす。が恒例でしたから(笑)
でも郷土の神の山へ初詣しない方が不自然だったかもしれません?

麓の西之川からの登拝も今回が初めてです。
反対側の面河側からは何度も登ったのに、このルートは暗い杉林を辿るので食指が動かなかった傾向はあります。
途中の大岩(子宮の入り口を思わせる)から意識が変わりました。
「六根清浄」を繰り返しながら、頭の中に幾つもの映像が走り始めました。
インナートリップ⋯意識の奔流状態だったのでしょう?
よくある宗教(神秘)体験だと思います。
この話は次回のブログで書こうと思います。

積雪は、ほとんどありません。
今年も暖冬傾向に拍車がかかりそうです。
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