今年のささゆりは、開花が遅いようだ。
太平洋高気圧の勢力が弱く全体に気温が低くて、梅雨前線が居座り続け雨が多い気象状況の影響だろうか?
それが今回のカルスト高原撮影行の場合、幸いしたようだ。
例年、7月10日くらいにささゆりの見頃を迎える標高1400mのカルスト台地、天狗高原なのだが、
今年は、それより一週間遅く花のピークを迎えた。
それも、かつてないほどの大開花。一面の花園となった。
この場所で、これほどの花を咲かせる風景を見たことがない。
四国一のささゆり群生地だと思っていた堂ヶ森山域以上の花風景。
本当に幸運だった。
一緒に行ったmasaさんには感謝。
高原を彩る夏の花、ヒメユリやカキラン、ハンカイソウも、ちょうど見頃を迎えていた。
予報通り、青空の広がったのは午前中までだった。
草原に咲く花々を堪能した後、欅平の巨樹の森へ向かった。
こちらも時折、葉叢から木漏れ陽の射す森の撮影には良い光線状況となった。
東大先端研の児玉龍彦教授が16日の参院に呼ばれて、現在のコロナ禍危機的状況を訴えています。
ことからしないとダメですねーーランスケさんの撮影
見てて実感しました。このわけのわからない天候不順
はどうやらインド洋の海水温変動で怒ってるようです。この冬はもしかしたら大雪になりそうな予感
欅平とは所謂フルコースのようなものですが、今はまだ距離、高度に気を付けなければならない
同行者が家族であることも必須なので私は水曜を予定しています(何か花が残っていればいいのですけど)
主人は職業柄、隈研吾の建築にも興味があるようで平日の一日をのんびりと過ごしましょうか
花の撮影は花の気持ちになることだと自負しています
コロナでなければ職場復帰可能なのですが・・・
被写体に魅力を感じなければ写真を撮っても意味がありません。
だからmasaさんは自分の撮りたいものを写せばいいのです。
高原の夏を代表するホオアカやビンズイをね。
夏の高原は被写体の宝庫ですから。
インド洋の海水温ですか。
どちらにしても早く梅雨が明けてくれないと、夏風景が撮れません。
海の日の連休は天候が怪しそうですね。
私も梼原の隅研吾の設計した建築群には興味があります。
http://www.town.yusuhara.kochi.jp/kanko/kuma-kengo/
「雲の上図書館」は夢のような場所ですね。
ぜひお二人で楽しんで来てください。
土曜日の開花状況なら大丈夫だと思いますよ。
ささゆりの蕾も、まだ沢山ありました。
群生地は草原の東側です。
天上の楽園の休日を堪能して来てください。
ひめゆりも笹百合ももう終わりかけていました。
ハンカイソウは見頃、満開でした。車、バイク、自転車が多かったですね。
ドリーネの中を走り、霧が巻いて・・・いい半日でした。
蒸し暑い、もう梅雨明けでしょうね。
これから山はどんな表情を見せてくれるのか?
当てにならない政府、コロナ対策一つとってもストレス以外の何物でも無い。
久しぶりに心が晴れました。
天気予報では晴れ間は午前中までなので、青空の広がる内に高原の夏の花々を撮影して、
午後は欅平の巨樹の森を訪ねました。
残念ですね。
連絡が取れればささゆりの群生地やヒメユリ、カキランの咲く場所を案内できたのに。
今年は、ささゆりの当たり年でした。
カルストでこんなに一面のささゆりの群落を見たのは初めてです。
それも掲載した画像のように咲いたばかりの綺麗な花ばかりです。
カルストのささゆりは一本の茎に複数の花を咲かせる大振りのユリが多いので絵になります。
ヒメユリもカキランも咲いたばかりで綺麗な花がいっぱい咲いていました。
(掲載した画像の通りです)
まさにカルスト高原の夏の花のピーク。
一番いい旬の時期に来れました。
山野草の撮影は、その場所に何度か通ってデータを集めることから始まります。
それは風景写真全般にも云えることだと思いますが、
なかなか旬の時期を見極めるのは難しいですよね。
気持ちに身体がついて行けないのは辛いですね。
それが年を取ることだと頭で分かっていても踏み出せない自分を後ろめたく思います。
仕事が一段落して落ち着いたら、また旅の準備もしたいものです。
あっ、その前にコロナの終息でしたね。
その前提がないと何も始まらない。
なんだか梅雨明けも月末まで持ち越し8月の声を聴きそう。