Landscape diary ランスケ・ ダイアリー

ランドスケープ ・ダイアリー。
山の風景、野の風景、街の風景そして心象風景…
視線の先にあるの風景の記憶を綴ります。

memorial 石鎚 2016/7・満月の宵

2016-02-05 | 風景

 

私は、ずっと月明かりの風景に惹かれきた。

満月の頃になると山へ入り、皓ゝと照らす雲上の月光世界に魅せられたきた。

特に厳冬期の雲上の銀世界は格別でした。

生き物のようにうねる雲の波濤と虹色の光輪を纏う月輪。

研ぎ澄まされた氷の欠片を煌めかせる月光が、そのまま雪面に映える銀世界は、

冴えざえと青白いクリスタルの輝きを放つ結晶世界。

「月の光」BGM・https://www.youtube.com/watch?v=ea2WoUtbzuw

 


コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« memorial 石鎚 2016/6・薔薇... | トップ | memorial 石鎚 2016/8・森のJ... »

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
記憶 (鬼城)
2016-02-06 08:40:08
長い長い人生の中で、自分のたどってきた道、その周りの景色は記憶に残っています。歳と共に消えていく記憶もありますが、風景だけは・・・それが写眞となると違った記憶につながる。不思議なものです。沸き上がる雲海と天狗岳、そしてランスケさんの見応えのある感性、月明かり・・・写眞のすごさに改めで感動しました。
返信する
同じく・・・ (misa)
2016-02-06 11:38:25
満月が近付くと胸がざわざわする

月明かりでいただくワインはこれまた格別

青白いひかりにつつまれて眠りにつくしあわせ

なんと贅沢なことか・・・

遠くに行かなくても身近に被写体はあるって誰が言いましたっけ?
返信する
記憶の中の風景 (ランスケ)
2016-02-06 12:07:00
記憶の中の風景は、意外に色褪せませんね。
それが時間の経過の中で、いろんな色のついた風景であったとしても。
人それぞれが、原風景とも云える忘れがたい風景を胸の内の大事な場所に仕舞っていると思います。
それはたぶん、ここに掲載したような非日常な風景ではなく、
ありふれた風景だと思います。
(それは、とてもパーソナル(個人的)な体験だからです)
繰り返される日々の中で、一瞬の鮮烈な記憶を切り取った風景…
記憶の中の風景は、動画よりも一瞬を切り取った写真の方が、適切な表現法だと思います。
そこから想像力が膨らむだけ、人の想いを託せるから。
だからきっと、それぞれの原風景は、当事者以外の人から観ると、
平凡で感興を誘わない風景かもしれませんね?(笑)

ちょっと気分を変えて来週は、かねてより気になっていた土佐の奇祭、「秋葉祭り」を観に行って来ます。
こういう土俗的なお祭りが、今も脈々と受け継がれていることは本当に素晴らしいです。

http://www.webkochi.net/kanko/sanpo12.php
返信する
月光の色 (ランスケ)
2016-02-06 12:22:35
あっ、misaさんの書き込みと前後したようです。

今回の掲載画像は、未公開画像ではありません。
過去に掲載した画像を現像し直してみました。
夜の色再現は、私の「青」に対する拘りが出ていると思います。
ランスケ・ブルーです(笑)
特に冬の凍てつく月明かりの青味は、得も言われぬ色合いです。

こういう非日常の風景とは、当分出会えそうもないので、
気分を変えてmisaさんの地元、土佐の山里、早春のお祭りを観て来ます。
桜の郷の春告げの声、misaさんも如何?
返信する

コメントを投稿

風景」カテゴリの最新記事