Landscape diary ランスケ・ ダイアリー

ランドスケープ ・ダイアリー。
山の風景、野の風景、街の風景そして心象風景…
視線の先にあるの風景の記憶を綴ります。

memorial 石鎚 2016/8・森のJewelry

2016-02-08 | 風景

 

森の写真を撮っていると、どうしても水の風景へと行き当たる。

生命の循環を司る太陽の光と水の恵み。

夏の朝や雨上がりに植物が纏う水滴の造形は、殊の外見事だ。

これに昇ったばかりの太陽のプリズムが絡むと

万華鏡のような光の輪舞が始まる。

最近、よく観る水滴写真は、スタジオ内で人為的に水滴や光を演出するらしい。

確かに風も吹かないし光も自由自在なのだろう。

でも、自然が醸し出す空気感やその場所その時の偶然が織り成す造形や光…

神の意思の前には、それも色褪せてしまう。

 


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2 コメント

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淡い (鬼城)
2016-02-09 10:06:21
ぴったりの表現だろうと思いますが、いかがですか?
それもブルーがかかっている。
まさにランスケブルーです。
言われるとおり、水の輪廻によって自然界は成り立っています。
それが崩れたときが恐ろしい。
大事にしたいですね。
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三寒四温 (ランスケ)
2016-02-09 11:02:34
仰る通りですね。
全体的に私は淡彩の風景描写が好きなようです。
透明感を要求される水や花や森の風景では顕著ですね。
山紫水明の風土ですから、この国は。

天気予報を見ると、ずらりと雨マークが並び、早くも菜種梅雨の始まりか?と思える様相。
週末は18℃まで気温が上がるとか?
その後、再来週には雪マークも出ています。
冬と春が数日おきに入れ替わるめまぐるしさ。
鬼城さんも、体調管理、お気をつけください。
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