鎌ちゃんの一日一考

写真と俳句(短歌)に取り組んでいます。
どちらも修行の身ですので、宜しくご指導お願いいたします。

ちりとてちんセット その1

2008-03-08 12:00:08 | 写真短歌・写真俳句

ちりとてちん その1

 

人生も若狭塗り箸如くなり

磨けば重ねしものの輝く

NHKのドラマ、ちりとてちんの撮影セットが、

NHK大阪で展示されています(3月9日まで)。

長蛇の列に並んで、やっと取材できました。

この写真は徒然亭一門の家の門です。蝉の家紋に注目です。

このドラマのコンセプトの一つが、福井県の若狭塗り箸に込められる精神。

若狭塗り箸は製造工程で、細かく砕いた貝殻などを、塗り重ねていきます。

それを最後の工程で磨き上げると、美しい輝きを持って生まれてくるのです。

人もまた、様々な体験を塗り重ねることによって、

それが磨かれる時、素晴らしい輝きを放つということです。

 

 

 

失敗もありて桜の開くらん

この写真は、ヒロイン、徒然亭若狭の初高座となった、

居酒屋「寝床」に設えられたミニ舞台です。

若狭は、この初高座で大失敗をして落ち込みますが、

周囲に支えられ、女流落語家として花を咲かせていきます。

もうすぐ桜が咲きますね。

 

 

 

徒然亭一門の師匠、故徒然亭草若の部屋です。

 

 

 ドラマをご覧になっていなかった皆さんすみません。

せめて、解説を読みながら、拙作の意味を御考察下さい。

なお、ドラマは3月29日をもって終わります。

このシリーズは後2回掲載させていただきます。    

 

 

 

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