これよりは木の芽峠を越える道
いにしえ人の往きし関跡
(現代かな遣いで詠むことで一貫しています)
写真は板取の関跡です。
中学卒業まで育った、福井県今庄町(南越前町)と
敦賀市を隔てるのが木の芽峠。
その歴史は西暦830(天長7)年までさかのぼるとされます。
南北朝時代には、新田義貞の軍勢の多くが
凍死したという悲話も伝えられています。
その今庄側の斜面には、365スキー場が広がり、
さらにその麓に、この写真の板取の関所跡があります。
この関所からは、栃の木峠を経て滋賀県余呉方面に至る
北国街道(国道365号線)に繋がり、
北は今庄を経て、湯尾(ゆのお)に至ります。
番犬が伸びて居眠る一軒家
木ノ芽峠を守り住む家
古いモノクロネガから取り込んだ写真です。
木の芽峠を今庄側(365スキー場側)から撮影。
画面右側には木の芽城址の石垣が見えます。
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