山里の畑の猪柵著莪の花
(やまざとのはたのいのさくしゃがのはな)
故郷は、猪の被害が多いので、
電流の通る柵で、田畑を守っています。
その先に咲いている著莪の花、寂しそうです。
猪は秋の季語ともされますが、ここは著莪を季語ということで。
朴訥に生きて咲きけり花覇王樹
(ぼくとつにいきてさきけりはなさぼてん)
お隣の家のクジャクサボテンです。
朴訥、武骨に見えるサボテンが、
こんな美しい花を咲かすのですね。
私も、こうありたいですが・・・・。
花仙人掌少し棘ある奴なりき
(はなさぼてんすこしとげあるやつなりき)
ある人を思い出して詠んでみました。
投稿句有難うございました。
叉手網にやはりお前かごみ鯰 よしさん