鎌ちゃんの一日一考

写真と俳句(短歌)に取り組んでいます。
どちらも修行の身ですので、宜しくご指導お願いいたします。

笹子鳴く

2015-12-14 16:33:36 | 写真俳句

病む母を思ふ子心笹子鳴く

(やむははをおもうこごころささこなく)

母の病状を知った弟が、

自らの重症をおして帰省するという。

何とか納得させてとどめたが・・・・。

 

悩めるは生きる証しぞ笹子鳴く

(なやめるはいきるあかしぞささこなく)

今年は十月以後、双方の母親の重症、

弟の続く闘病その他、一気に悩み事が増えた。

生きていれば、悩みはつきものというものの・・・。

 

笹子鳴く郷の訛りのまだ抜けず

(ささこなくさとのなまりのまだぬけず)

 

 



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6 コメント

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Unknown (畦夢)
2015-12-15 05:16:58
>病む母を思ふ子心笹子鳴く
>悩めるは生きる証しぞ笹子鳴く
>笹子鳴く郷の訛りのまだ抜けず

母を思う笹子の鳴き声が聞こえてくるようです。
悩めるは生きる証し・・これこそ至言でないでしょうか。
私のも悩みはまだいっぱいあります。
逆に言えばまだ生きて行けるということかもね。
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Unknown (太郎ママ)
2015-12-15 07:07:30
「病む母を思ふ子心笹子鳴く」
「悩めるは生きる証しぞ笹子鳴く」
「笹子鳴く郷の訛りのまだ抜けず」

本当に人生はいろいろな苦労が伴いますね。
まずは、ご自分の体調を崩さないようにしてくださいね。
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Unknown (陽だまり)
2015-12-15 09:01:29
鎌ちゃんさん おはようございます。

病む母を思ふ子心笹子鳴く   鎌ちゃんさん

笹子鳴く
笹子、決して姿は見えませんが・・・。
見えないだけに、箪笥の袖に隠れて忍び泣き・・・。
少し女性ぽい視線ですね。

悩めるは生きる証しぞ笹子鳴く   鎌ちゃんさん

こちらのほうが私は好きです。
明日への希望と夢があるようで・・・。
大変でしょうが頑張って下さい。

笹子鳴く郷の訛りのまだ抜けず   鎌ちゃんさん

里なまりとは、一度聞きなし、聞いてみたいです
地方に行けば発音もかなり変化しているようですね。
「チャッ・チャッ・チャッ」
「チャッ、チャッ」かな・・。
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Unknown (たんと)
2015-12-15 16:27:50

「悩めるは生きる証し」。
至言といえます。
笹子の郷訛りは生来のものでしょうから…。
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Unknown (MONA)
2015-12-15 22:30:17
笹子って何かと思いました。
ウグイスの幼鳥のことなのですね。
藪の中で、チャッチャッと鳴いています。
鎌ちゃんの大変な状況、お察しします。
どうか、ご自分のお身体も労わってくださいね。
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こんにちは (ポージィ)
2015-12-16 11:17:14
ご無沙汰しました。
 
餌を求め鳴くウグイスの幼鳥と、母を思い心で泣く人の子…
草紅葉・枯れ草の光景とあいまって切なく胸を打ちます。
鎌ちゃんご兄弟のお母様への、ご兄弟間の情愛の深さを感じます。
年老いて病がちとなる親の姿を目の当たりにするのは
哀しく辛く切ないものですね。
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