病む母を思ふ子心笹子鳴く
(やむははをおもうこごころささこなく)
母の病状を知った弟が、
自らの重症をおして帰省するという。
何とか納得させてとどめたが・・・・。
悩めるは生きる証しぞ笹子鳴く
(なやめるはいきるあかしぞささこなく)
今年は十月以後、双方の母親の重症、
弟の続く闘病その他、一気に悩み事が増えた。
生きていれば、悩みはつきものというものの・・・。
笹子鳴く郷の訛りのまだ抜けず
(ささこなくさとのなまりのまだぬけず)
病む母を思ふ子心笹子鳴く
(やむははをおもうこごころささこなく)
母の病状を知った弟が、
自らの重症をおして帰省するという。
何とか納得させてとどめたが・・・・。
悩めるは生きる証しぞ笹子鳴く
(なやめるはいきるあかしぞささこなく)
今年は十月以後、双方の母親の重症、
弟の続く闘病その他、一気に悩み事が増えた。
生きていれば、悩みはつきものというものの・・・。
笹子鳴く郷の訛りのまだ抜けず
(ささこなくさとのなまりのまだぬけず)
>悩めるは生きる証しぞ笹子鳴く
>笹子鳴く郷の訛りのまだ抜けず
母を思う笹子の鳴き声が聞こえてくるようです。
悩めるは生きる証し・・これこそ至言でないでしょうか。
私のも悩みはまだいっぱいあります。
逆に言えばまだ生きて行けるということかもね。
「悩めるは生きる証しぞ笹子鳴く」
「笹子鳴く郷の訛りのまだ抜けず」
本当に人生はいろいろな苦労が伴いますね。
まずは、ご自分の体調を崩さないようにしてくださいね。
病む母を思ふ子心笹子鳴く 鎌ちゃんさん
笹子鳴く
笹子、決して姿は見えませんが・・・。
見えないだけに、箪笥の袖に隠れて忍び泣き・・・。
少し女性ぽい視線ですね。
悩めるは生きる証しぞ笹子鳴く 鎌ちゃんさん
こちらのほうが私は好きです。
明日への希望と夢があるようで・・・。
大変でしょうが頑張って下さい。
笹子鳴く郷の訛りのまだ抜けず 鎌ちゃんさん
里なまりとは、一度聞きなし、聞いてみたいです
地方に行けば発音もかなり変化しているようですね。
「チャッ・チャッ・チャッ」
「チャッ、チャッ」かな・・。
「悩めるは生きる証し」。
至言といえます。
笹子の郷訛りは生来のものでしょうから…。
ウグイスの幼鳥のことなのですね。
藪の中で、チャッチャッと鳴いています。
鎌ちゃんの大変な状況、お察しします。
どうか、ご自分のお身体も労わってくださいね。
餌を求め鳴くウグイスの幼鳥と、母を思い心で泣く人の子…
草紅葉・枯れ草の光景とあいまって切なく胸を打ちます。
鎌ちゃんご兄弟のお母様への、ご兄弟間の情愛の深さを感じます。
年老いて病がちとなる親の姿を目の当たりにするのは
哀しく辛く切ないものですね。