鎌ちゃんの一日一考

写真と俳句(短歌)に取り組んでいます。
どちらも修行の身ですので、宜しくご指導お願いいたします。

2012-03-27 05:51:28 | 写真短歌・写真俳句

廓にて生きて散りたる春思かな

(くるわにていきてちりたるしゅんしかな)

 今回の記事も、京都の映画村風景です。

 

紅さして隠す遊女の春思かな

(べにさしてかくすゆうじょのしゅんしかな)

 

高下駄の花魁道中朧かな

(たかげたのおいらんどうちゅうおぼろかな)

花魁の履くのは、三枚歯下駄というそうですね。

あの花魁道中が見られそうな、セット風景です。

 

投稿句有難うございました。

寝そべりし仔犬に蝶や養花天   よしさん

 

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20 コメント

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Unknown (ヒコ)
2012-03-27 06:12:19
おはようごさざいます。
よく造ってありますね。
時代劇には、廓はなくては成立しませんものね。
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Unknown (kemm)
2012-03-27 06:16:12
>廓にて生きて散りたる春思かな
>紅さして隠す遊女の春思かな
>高下駄の花魁道中朧かな

太秦にはこんな遊郭もありましたか。
全く記憶になかったのですが、これはまた独特の
風情を味わえそうですね。
見事な三句に当時の世界に引き込まれました。
最近読んだ「漂砂をうたう」を思い出しましています。
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おはようございます ()
2012-03-27 06:47:22
随分昔に訪ねただけでしたので、こちらのセットは知りませんでした。
華やかに設えてある部屋ですが、当時の遊女たちの気持ちを思うと切ないですね・・・。

昔は生活のため借金の肩代わりとして遊女となった女性が殆どだったのでしょうね。
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Unknown (れいん)
2012-03-27 07:09:54
廓にて生きて散りたる春思かな
紅さして隠す遊女の春思かな
高下駄の花魁道中朧かな

映画の華やかなシーンが蘇って来るようです。
東京には吉原遊女の墓もあります。
止むを得ず身を投じた廓の世界の
運命の悲しさと艶やかな衣装に隠した涙が
あったことでしょうね。見事な三句です。

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 (湘次)
2012-03-27 07:24:21
おはようございます
 次回は男だけでこっそりとここで集まりますか。
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Unknown (麗門)
2012-03-27 08:47:56
吉原、三部作。
悲哀を誘いますが、ほんとうはいったいどんな世界だったか。
時代小説や映画でしか想像できませんが、興味があります。

もう少し暖かくなると、浅草で花魁道中があります。
ぜひおいでください。。
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おはようございます (ポージィ)
2012-03-27 09:16:49
太秦のセットと、映画やTVで見た夜の遊郭の光景が
重なります。
映画などに登場する遊女たちは、辛い運命を
背負っていることがほとんど。上位の花魁もしかりですね。
現実でもそうだったのでしょう。
濃い化粧と着物の下に隠した心を思うと切ないです。
そんな切なさを見事に詠んでいらっしゃいますね。
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Unknown (ちやこ)
2012-03-27 09:44:57
鎌ちゃん!
なまめかしい句が続きますね。
くらくらしてしまいそう(笑)
映画村は見学したことはないのですが、近くまでちょくちょく行きますのにね。このシリーズまだまだ続くのでしょうね。楽しみです。
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 (ポエム)
2012-03-27 10:00:14
鮮やかな廓の画像とは対照的に
悲しい運命の女性が想像されます。

「春思」という言葉で限りない
想いや悲しみを一層深く感じました。

花魁道中は華やかそのものなので
廓の感じが薄れます?!
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桜東風 (yoshiyoshi)
2012-03-27 10:13:54
寝そべりし仔犬に蝶や養花天   よし
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