鎌ちゃんの一日一考

写真と俳句(短歌)に取り組んでいます。
どちらも修行の身ですので、宜しくご指導お願いいたします。

ちりとてちんセット その2(居酒屋)

2008-03-10 10:33:24 | 写真短歌・写真俳句

ちりとてちん その2

 

春宵や人恋しくて赤暖簾

ちりとてちんのセット、居酒屋「寝床」です。

句は、ドラマとは関係ありません。

春の宵は、何故かもの悲しく、人恋しく、

ふらっと一杯やりたくなりますね。

 

 

 

手土産の“へしこ”の匂いに包まれて

異郷の客と交わす居酒屋

これも居酒屋「寝床」ですが、短歌はドラマとは関係ありません。

私の行きつけの居酒屋には、

いろいろな地方出身のお客さんが集まります。

私が時々持っていく故郷土産が、福井の珍味“へしこ”。

それを焼く、独得の匂いに包まれて、杯を交わします。

 

 

 

徒然亭一門です

ドラマもあと3週間となりました。

福井弁ともお別れです。

去年の10月2日の記事から、

福井弁クイズを載せていました。

よろしかったら覗いてみてください。

 

 

 

HPへリンク→鎌ちゃんの写真短歌かまちゃんの思い出写真集掲示板

 

 


ちりとてちんセット その1

2008-03-08 12:00:08 | 写真短歌・写真俳句

ちりとてちん その1

 

人生も若狭塗り箸如くなり

磨けば重ねしものの輝く

NHKのドラマ、ちりとてちんの撮影セットが、

NHK大阪で展示されています(3月9日まで)。

長蛇の列に並んで、やっと取材できました。

この写真は徒然亭一門の家の門です。蝉の家紋に注目です。

このドラマのコンセプトの一つが、福井県の若狭塗り箸に込められる精神。

若狭塗り箸は製造工程で、細かく砕いた貝殻などを、塗り重ねていきます。

それを最後の工程で磨き上げると、美しい輝きを持って生まれてくるのです。

人もまた、様々な体験を塗り重ねることによって、

それが磨かれる時、素晴らしい輝きを放つということです。

 

 

 

失敗もありて桜の開くらん

この写真は、ヒロイン、徒然亭若狭の初高座となった、

居酒屋「寝床」に設えられたミニ舞台です。

若狭は、この初高座で大失敗をして落ち込みますが、

周囲に支えられ、女流落語家として花を咲かせていきます。

もうすぐ桜が咲きますね。

 

 

 

徒然亭一門の師匠、故徒然亭草若の部屋です。

 

 

 ドラマをご覧になっていなかった皆さんすみません。

せめて、解説を読みながら、拙作の意味を御考察下さい。

なお、ドラマは3月29日をもって終わります。

このシリーズは後2回掲載させていただきます。    

 

 

 

HPへリンク→鎌ちゃんの写真短歌かまちゃんの思い出写真集掲示板 

 


大阪万博公園梅林 その3

2008-03-06 14:30:29 | 写真短歌・写真俳句

春の陽に向かいイカロス翔ちにけり

以前に紹介した、大阪万博公園梅林の続きです。

この梅の木に、ギリシア神話のイカロスが

飛び立つ姿をイメージしました。

蝋でつけた翼で飛び立ったイカロス、

太陽に近づきすぎたために、蝋が溶け、

海中に落ちて、死んでしまうのです。

 

 

 

梅の香や日毎陽射しも濃くなりて

 

 

 

HPへリンク→鎌ちゃんの写真短歌かまちゃんの思い出写真集掲示板 

 


坐禅草 その2

2008-03-04 11:00:06 | 写真短歌・写真俳句

坐禅草 ここは浄土か現し世か

この坐禅草、阿弥陀仏様に見えたりして。

周囲の様子も、ひょっとして浄土?

と思わせます。ですから・・・・

 

 

 

坐禅草 ねんねころりの歌が抱く

坐禅草は お母さんに抱かれ、

すやすや眠る赤ちゃんのようにも見えます。

そのイメージで加工しました。

 

 

 

 

一個ずつ二人で分ける雛の宴

深いコメントは避けますが・・・・

写真の坐禅草もなか、一つ160円也です。

近江銘菓、如何ですか。

 

 

今回紹介した、坐禅草、この今津が南限の地だそうです。

ご縁があったら、立ち寄られたら如何でしょうか。詳細はこちらです

 

 

    HPへリンク→鎌ちゃんの写真短歌かまちゃんの思い出写真集掲示板

 

 


坐禅草 その1(ひな祭り)

2008-03-02 19:34:47 | 写真短歌・写真俳句

雛祭りです。坐禅草です。

 

湖北路の春まだ浅き森の宴

雌雛雄雛の坐禅草咲く

滋賀県高島市今津町、

琵琶湖の北西部に位置するこの町に

坐禅草の群生する森があります。

赤紫色の苞に包まれるように、黄色い花軸に

小さな花がかたまって咲く姿が

僧の坐禅の姿に似ていることから、

坐禅草の名前が付けられたとか。

でも、どこか雛人形に似ていませんか。

3月3日のひな祭りに寄せて詠んでみました。

 

 

 

はにかみの雌雛やそっと顔を見せ

坐禅草には、はにかみ屋が多いと見えて、

多くは、人の通路に背を向けて苞を開いています。

なかなか、ベストのポジションには立てません。

この写真、かぐや姫をイメージして加工しました。

 

 

 

僕もだよ 腕白雛もはしゃぎ来て

この写真は妻が撮影しました。

歩道に背を向けている坐禅草の前まで腕を伸ばし、

レンズを手前に向けてのブラインドシャッターです。

なかなかやりますね。

 

 

坐禅草群生地の詳細はこちら

次回も坐禅草を掲載します。

 

 

 

HPへリンク→鎌ちゃんの写真短歌かまちゃんの思い出写真集掲示板 

 

 


油断大敵・慢心は創痍のもと

2008-03-01 09:34:16 | 写真短歌・写真俳句

春眠や 亀が追い越すこともあり

近所の河川敷でこんなベンチ(?)を見つけました。

面白そうなのでパチリ!

油断大敵・慢心は創痍のもとですよ。

自戒の意味でこの一句。

 

 

 

春語り ハッパカエルとカッパとさ

言葉遊びですみません。昔語りです。

ハッパとカッパ・・・・ダジャレです。

間にカエルも挟みまして・・・・。

 

 

 

 HPへリンク→鎌ちゃんの写真短歌かまちゃんの思い出写真集掲示板