ゆるゆる馬主日記

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2016年度 募集馬検討 その3

2016年07月30日 | 全般
人気種牡馬以外でも、新種牡馬含む新鋭ももちろん揃ってます

まぁ逆に言うと東サラで数年前にあったようなロブロイ祭りや、

ダイメジャ、シンクリ、ジャンポケといった中堅?がすっかり消えました・・・

ダイメジャは欲しいんですけどね~

もう先行募集期間もあとわずか

残り新鋭種牡馬の牡馬5頭、牝馬4頭の計9頭の関西馬をいっきに検討していきます。


アクアシャンデリア15 牡


 父オルフェーヴル 母父ガリレオ
 生産:辻牧場
 誕生:2015年4月10日
 育成:ファンタストクラブ
 厩舎:昆貢
 募集価格:2,800万(一口70,000円)
 馬体重:438 体高:160 胸囲:176 管囲:21

お母さん7歳時の3番仔になるオルフェーブルの牡馬。

お母さんは今年も東サラで募集されているショウダウンの仔で父ガリレオ。

そこに狂気の血オルフェーヴルとなると面白さを非常に感じていて、

募集発表時の字面の時からこの仔には興味がありました

半姉となる3歳馬ディアブルルージュ(父アドマイヤムーン)は4戦して惨敗・・・

すでに登録抹消されちゃってたりします

この仔は体高もあり、胴伸びもあって芝の長めの合いそうな馬体で、

母系のスタミナ血統からも芝の中距離以上で楽しめそうな仔ですが、

パワー型のお父さんなだけにキレキレのタイプではないのかも。

ちょっと華奢な感じで、もう少し幅が出ればより良い気はしますね~

この仔は顔がなんとなくいいんですよねぇ整ってるというか

あとはオルフェがどういう変化をもたらしてくれるか

というオルフェ次第な感じで、

オルフェの初年度産駒で牡馬ならこの仔かと思っていたんですけど、

お試し価格というわけにはいかずやや高く感じるんですよねぇ


ビジュアルショック15 牝


 父オルフェーヴル 母父キングマンボ
 生産:社台ファーム
 誕生:2015年3月3日
 育成:社台ファーム
 厩舎:大久保龍志
 募集価格:2,000万(一口50,000円)
 馬体重:445 体高:156 胸囲:171 管囲:19.7

お母さん8歳時の3番仔になるオルフェーブルの牝馬。

愛馬カルディア姫の半妹でカルディア姫が活躍してくれてたら、

母系はやっぱり魅力あるし、この仔にも触手を伸ばしたいところなんだけどねぇ。。。

先週のカルディア姫の惨敗がわたしの心を思いとどまらせます(笑)

あとダート寄りに出るかもしれない血統なだけに、

結構りっぱな体してる感じがするこの仔もどう出るんでしょうか。

繋ぎとか見てると芝大丈夫って気がしますけど。

ダートの牡馬と割り切れるような仔だったら逆に面白かったんだけど、

鬼塚氏の馬体解説にある芝の中距離で牝馬となると。。。


ダンスオンザルーフ15 牡


 父ロードカナロア 母父シンボリクリスエス
 生産:社台ファーム
 誕生:2015年3月11日
 育成:社台ファーム
 厩舎:安田隆行
 募集価格:2,400万(一口60,000円)
 馬体重:449 体高:156.5 胸囲:170 管囲:20.1

お母さん6歳時の2番仔になるロードカナロアの牡馬。

曾祖母がダンスパートナー、ダンスインザダーク、ダンスインザムードの母であるダンシングキイ。

祖母ダンシングサンデーは上記3頭と同じ父サンデーサイレンス。

シンクリ産のお母さん自身は7戦して勝ち上がれず繁殖入り。

確かに母系は日本を代表するような系統で、非常に魅力はあるんですが、

お祖母さん以降にその輝かしい名につらなるほどの仔がまだ出てこないんですよねぇ

ちなみに半兄アサクサチャンス(父タートルボウル)はセレクト当歳で2300万で取引されてます。

カナロアを管理した安田厩舎というこのラインで楽しむのもありな仔かも。

この仔も短距離馬なら面白そうと思っていて、トモの雰囲気なんか良いですよね


ブランシェール15 牡


 父ロードカナロア 母父ディープインパクト
 生産:坂東牧場
 誕生:2015年4月8日
 育成:坂東牧場
 厩舎:中内田充正
 募集価格:1,800万(一口45,000円)
 馬体重:394 体高:149 胸囲:167 管囲:19

お母さん7歳時の2番仔になるロードカナロアの牡馬。

愛馬バリオスやエクスプレス、オーガーの母アドヴァーっ仔となるお母さんは、

父ディープなだけに期待値は高かったんですが、中央では結局勝てなくて地方で1勝の戦績。

もう母父ディープが普通になってくる時代に突入する感が出てきましたね。

キンカメ肌のロードカナロアにディープが今後どう出るか?

成功しそうな配合なだけに、先物買い的に注目していますが、

募集取り下げとなった2歳の半兄ゴールドダスト(父カジノドライブ)が、

地方ですでにデビューしているんですが、3戦して3着1回、着外2回

この血統は体質がどうしても気になるし、

まだ小さい馬体なんで成長待ちで、まずは順調に育成されるかどうか。

そこからの話になる仔だと思います。

ダートよりの母系なだけに、ディープがどう融合されてそれからカナロアがどう効くか

温かく見守りたい仔ですね


シルバーフォックス15 牝


 父ロードカナロア 母父ディープインパクト
 生産:ノーザンファーム
 誕生:2015年1月27日
 育成:ノーザンファーム
 厩舎:庄野靖志
 募集価格:2,400万(一口60,000円)
 馬体重:430 体高:151 胸囲:171 管囲:19.6

お母さん7歳時の2番仔になるロードカナロアの牝馬。

お母さんはセレクト当歳にて8000万で山本オーナーが落札。

体質が弱かったのかダートで3戦して1勝の戦績で繁殖入り。

カタログ見ただけの時、オっなにこのモリモリ感

って意外にこの仔が良さげに映ったんですよね~

一つ下の仔も同じカナロアをつけてるし、

牝馬でこの価格なんで、ちょっと自信あるのかも

まぁ芝というよりダートで走ってきそうな感じがするんですよねぇ。

もっとバランス取れてきたら、もっと見栄えしていい仔になるんじゃないかな

早生まれではあるけど、短めで活躍してくれそうな気がします。


ライブリーチューン15 牡


 父アイルハヴアナザー 母父Dixieland Band
 生産:社台ファーム
 誕生:2015年2月22日
 育成:社台ファーム
 厩舎:松永幹夫
 募集価格:1,800万(一口45,000円)
 馬体重:438 体高:158 胸囲:177 管囲:20

お母さん11歳時の7番仔になるアイルハヴアナザーの牡馬。

お母さんは2007年のファシグティプトンのセールにて31万ドルで取引された繁殖で、未出走馬。

登録されてる産駒4頭(現2歳馬除く)のうち中央勝ち上がりは2頭で、

代表産駒はダートの準OP勝ちにして障害OP勝ちのダノンゴールド(父ゴールドアリュール)。

お母さんはグッバイヘイロー、ラシアンルーブルの近親という名門の出なだけに、

兄(みんな牡馬)はみんなセレクト当歳でやたらいい値段で取引されてるんですよねぇ。

'08 アサクサドラゴン(父Aragorn) 3500万
'09 ダノンゴールド(父ゴールドアリュール) 3600万
'11 トウシンタイガー(父ゴールドアリュール) 5200万
'13 クリアザコースト(父ダイワメジャー) 6000万

極めつけは一つ上の半兄アグロドルチェ(父ステイゴールド)は、

母父Dixieland Bandなんで東サラ馬リヴェールと同じ配合なんですが、

なんと9000万もしています。ちなみに山本オーナーが落札

馬体見て特にピンとくるものはないし、

とりあえすダート路線を歩むことになるんでしょうし、

この価格の牡馬として現時点ではそれなりなのではないかと思います。


アドマイヤエレノア15 牝


 父ルーラーシップ 母父ディープインパクト
 生産:ノーザンファーム
 誕生:2015年4月4日
 育成:ノーザンファーム
 厩舎:友道康夫
 募集価格:1,600万(一口40,000円)
 馬体重:393 体高:152.5 胸囲:165.5 管囲:19.9

お母さん7歳時の初仔になるルーラーシップの牝馬。

お母さんはセレクト当歳にてディープの初年度産駒ながら8000万もしていて、

半兄に地方重賞浦和記念、佐賀記念の勝ち馬ピイラニハイウェイがいるんですが、

芝を中心に20戦して1勝とパッとはしなかった戦績。

母父ディープに父ルーラーと今後王道配合となっていくかもしれないけど、

やはり現時点でこの仔の出資の基準は血統よりノーザン育成に価格という感じでしょうかね。

見た感じバランスとかそう悪くないと思うんで、

まだ小柄なだけに成長してどんどん変わってきてくれることを期待したい仔です。


デルモニコキャット15 牡


 父ヴィクトワールピサ 母父Storm Cat
 生産:社台ファーム
 誕生:2015年4月6日
 育成:社台ファーム
 厩舎:西園正都
 募集価格:2,800万(一口70,000円)
 馬体重:459 体高:157.5 胸囲:172 管囲:21

お母さん16歳時の8番仔になるヴィクトワールピサの牡馬。

お母さんは2006年のキーンランドセールで45万ドルで取引された繁殖で、

ハニーフォクスHという芝のG3重賞ウイナーで15戦6勝の戦績でした。

登録されてる産駒4頭(現2歳馬除く)のうち中央勝ち上がりは3頭で、

そのうち東サラ馬が2頭、

息長く46戦して3勝を挙げたシェリフ(父ハーツクライ)と、

2勝のカチューシャ(父ディープインパクト)がいます。

東サラでは5年ぶりの募集になるし、

初年度産駒から桜花賞馬ジュエラーを出したお父さんなだけに、

シェリフやカチューシャに出資していた方にとっては、

特に興味の出る募集ではないでしょうか

ヴィクトワールピサ産駒は芝の中距離が活躍の場だと思われるので、

この仔もそこがターゲットになるんでしょう。

わたし的には力強そうな馬体に惹かれていて、この仔も写真での第一印象が良かったんですよね

ちょっと重苦しいというか堅そうな感じもあるので、

この価格ってのが、ちょっと引っかかってます。


ビーポジティブ15 牝


 父タートルボウル 母父サンデーサイレンス
 生産:ノーザンファーム
 誕生:2015年5月22日
 育成:ノーザンファーム
 厩舎:平田修
 募集価格:2,400万(一口60,000円)
 馬体重:428 体高:150.5 胸囲:169 管囲:20.7

お母さん16歳時の9番仔になるタートルボウルの牡馬。

お母さんは名牝にして名繁殖トゥザヴィクトリーの全妹で、

芝ダートで活躍した重賞ウイナーのサイレントディールの全姉。

お母さん自身はダートで勝ち上がって中央で2勝し、

船橋のクイーン賞を勝っていて、TCK女王盃、エンプレス杯でも2着しています。

12戦2勝、地方7戦1勝という戦績

登録されてる産駒7頭(現2歳馬除く)のうち中央勝ち上がりは4頭

代表産駒は弥生賞、ジャパンダートダービーで2着し、

愛馬アリオンとリゲルSで接戦を演じたトリップがいて、

今年募集がかかっているシルバーフォックスがいます。

上記で書いた通り、芝ダート問わず走れる血統というか、

どちらかというとダート寄りだとわたしは思っていて、

タートルボウルってマイラーってだけでほぼ未知ではありますが、

この仔も繋ぎとか見てるとダート馬なんじゃなかろうかと。



この中だとオルフェの期待込みでアクアシャンデリア15かなぁ

東サラは総じてオーナー絡みが多くなる募集ラインナップですが、

その中からアタリが出てくれるといいですね


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