今話題の「鈍感力」と言う本。
渡辺淳一さんが書いた本です。
面白そうだがどうせ大した内容はねえだろと思い、本屋で立ち読みしようと思って近所の本屋で探しましたがありません。
本屋で「ありますか」と聞いてあったら買わねばなりません。
「何だこの本屋、話題の本も置いてねえ」と憎まれ口を心で思いながら店を出ました。
想像するに単に「鈍感がいい」と言う訳ではなさそうです。
要はストレスに強くなれ、細かいことは気にするな、嫌なことはすぐ忘れろ、何時どこでも眠れる強さを持て、何かを目指すなら雑音は無視しろ、丈夫な胃が必要だ、あるいは女を口説くには鈍感さが必要だ、めげずに繰り返しアタックしろとかそんなようなことを述べているようだ。
作者本人も何となく鈍感そうな雰囲気を持っている。
私はいつもぼんやりした顔をしているので鈍感だと思われがちである。
しかし、気弱・繊細・細かいことにウジウジ、ストレスに弱いし、胃は弱いし、嫌なことはずっと覚えている。
この本を読んだからといって鈍感力が培われるとは思えない。