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何でもありの記録
HN天道(てんとう)

井の頭公園の歌姫

2008年11月14日 | Weblog
「あさみちゆき」の歌「あさがお」がとても印象に残る。
「幸せ」を代表するような一昔前の家庭の状況が目に浮かんでくる。
詩もリズムもいいが彼女の声が詩にマッチしているように思う。

この歌をある「おっさん」が歌っていた。
サラリーマン風の定年近いおっさんだ。
ほう、この歌をおっさんが歌うか、と思ったが感情がこもっていて納得は出来た。
私と同じようにこの歌に郷愁を感じたのだと思う。

そう言えば、彼女が泣かず飛ばずで井の頭公園で歌い始めて誰も見向きもしなかったとき、最初に聞いてくれたのが中年のおじさんだったという話を思い出す。
そう、この歌には今の時代の定年おじさんが生きてきた自分の人生を重ねることが出来るような雰囲気があるのだ。

という訳で私もこの歌を歌ったりします。
きっと良き昭和の時代を後世に伝えてくれる歌として残るような気がします。