思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

褒められたい一心で

2007年03月27日 | Weblog
女房が言う。
「あなたは褒められたい一心で必死で練習してるね、見え見えや」
「あら、女性の歌も歌えるのね、とか言われて、いい気になってるのよ」

余計なお世話じゃっ、と思うがあたっていなくもない。
子供の頃から「褒められて」育ったので、世間知らずの傲慢男に育ってしまいました。
三つ子の魂百までで悲しいサガです。

「雨の旅人」はほんとにいい歌です。
女房は自分が歌いたい歌を取られてしまうというような危機感を抱いております。

花見延期

2007年03月27日 | Weblog
英会話サークルの花見が1週間延期になった。
サークルの一人が花見の会場に下見にいったところ、まだ蕾のままで明日に開花する様子はないという。
開花の予報は今回は大幅に狂ったな、暫く冬のような寒さが続いたせいだろう。
「自然」が決めることだから逆らえない。

雨の旅人、再び

2007年03月25日 | Weblog
秋元順子が歌う「雨の旅人」
歌詞がいい、女房も聞いただけで涙が出たといってる。


 雨の旅人

  そして又季節はうつり行くけど、愛は静かに枯れてゆくだけ
  人生は道標(みちしるべ)もなく、雨にぬれて歩く旅人
  夢のかけら集めて、そっと抱きしめた時
  まだ残る温もりが、哀しくて

  いつだって自分で、決めてきたはずよ
  何も悔いなど、なかったはず
  三叉路にはシグナルもなく、雨にぬれて歩く旅人
  愛のかけら集めて、そっと抱きしめたとき時
  なにげない景色さえ、いとしくて


う~ん、この歌詞、おとなだねえ。
それなりの人生を生きてきた女性にとっては、殺し文句に近いな。
漫然と生きてきた人には響かんかも知れんが。

それにしてもこの歌を歌うのは難しいな。
下手に歌ったらただカッコつけてるだけの歌になってしまう。
秋元順子さんは凄い歌い手だ。
しびれる~っ。
この歌への挑戦意欲、ますます湧いてきた。

転機の一番

2007年03月24日 | Weblog
大相撲を見ていて豊真将の昨日今日の一番、琴光喜、安馬を会心の相撲で下した。
体力も技も持ち合わせながら、何となく歯がゆい相撲をとっていたが、昨日今日は前に出る意欲に満ちた相撲だった。

「あれ、俺出来るじゃないかっ」
と自信がついたと思う。

人生何かが転機になって大きな節目となることがある。
昨日の一番はそんな相撲だった。

「心・技・体」というが技も体力も持ちながら意欲と自信が欠如していると勝てる相撲も負ける。

人生何事にも通じるものがあると思う。

ようやく

2007年03月23日 | Weblog
暫く寒い日が続いて、桜の開花予想も疑いたくなるような気持ちだったがようやく春めいてきた。
あけた窓から聞こえてくる車の音・選挙カーの声も何故か弾んでいるように聞こえてくる。
子供のはしゃぐ声も春だ。
四季の区切りが明確な自然の中にいると、春は何かが始まりそうな予感があっていい。

来週の水曜日は英会話サークルの花見会だ、それまでに桜が咲くのか少し気になる。
この近辺の開花予想は確か23日今日だ。
昨日は「桜まだ見てないよね」と誰かが言ってたからまだ開花してない。

桜で思い浮かべるのは、弘前城公園、角館の枝垂桜、円山公園、薄墨桜、等だが、上野公園、大阪城公園は何度も見ているはずだが印象が薄い。
桜の花びらが一面に散り敷いた信貴山に向かうドライブウエイは印象に残っているな。

近くの公園には10数本の桜がある。
のんびり散歩しながら眺めるのがいい、ハラハラと散り始める中で見るのがいい。

 願わくは花のもとにて春死なむ その如月の望月のころ

そんな心境も分からんでもない、と思わせる春の日差し。

テンプレート

2007年03月23日 | Weblog
ブログの表紙を飾る「テンプレート」、図柄も構成も各種取り揃えてある。
時々似たようなものに出会う。

それを選ぶ人の人柄が何となくわかって楽しい。
新しいものが出るたびにテンプレートを変える人、いつも同じで変化がない人、様々だ。

自然が一杯のもの、妖艶なもの、理知的な雰囲気のもの、シンプルなもの、絵画的なもの、面白そうな図案、にぎやかなもの、さっぱりしたもの、実に様々。

多分私の使用している「テンプレート」は味も素っ気もない。
ブログを始めた頃に2,3回変えたことがあるが、以降現在の味気ないものに固定されている。
選んだ理由は、文章の流れ具合がいいと言うだけのことで、図柄には何の拘りもない。

いろいろ試すのは若い人だろう。
年齢を重ねるごとに保守的になり変化を好まなくなる。

というか、変えると文章の区切りが変になったりしないかと心配する、それを調整するのに試行錯誤したりするのが億劫なだけかもしれない。


ひな祭り会

2007年03月23日 | Weblog
女房が
「今日、ひな祭り会だから昼前に出かけるよ」
とおっしゃる。

よくよく聞いてみると、カラオケサークルの昼のお食事会だそうだ。
彼女が一番年下だと言うから、おばあちゃん達を引き連れて面倒見るわけだ。
「お帰りは何時ごろ?」
と聞くと
「流れがあるから分からないよ」
というが、その流れも自分で作っているはずだ。

食事してその後皆でどこかで歌うと言うことだな。
多分6時頃までは帰らない。

雨の旅人

2007年03月22日 | Weblog
秋元順子の「雨の旅人」が最高にいい。
楽譜を見て驚いた、一番低い音が五線紙のはるか下の1オクターブ下の「レ」の音だ。
女性の声は低いんだなあと思う。

秋元順子は「マディソン郡の恋」で一躍有名になった人だ。
最近テレビにも時々登場する。
結構酒が好きみたいで「お付き合い程度に」飲みますといってる。
お酒のの弱い人ともそれなりに、強い人ともそれなりにお付き合いするのだそうだ。

カラオケの有線放送でもしばしば流れるが、聞いただけでゾクッとする声質だ。
そこそこのご年配で飛び切りの美人ではないのがまたいい。
どこでも会えそうなちょい洒落たお姐さんと言う感じだ。

洒落た歌を好むおば様達は飛びつきそうな歌だ。

越地吹雪と布施明をミックスしたような歌い方で私も挑戦してみよう。

感性

2007年03月21日 | Weblog
やはり感性ってあるよなあ、と思う。

画家、イラストレーターとか言う人の撮った写真。
どこか感じさせるものがある。

一流の歌手。
他の歌手の歌を聞いて涙ぐむ。

わが劇団の座長の挨拶。
劇団が廃止の危機を乗り越えた歴史を振り返って、感無量になって挨拶しながらハラハラと涙を流す。

わが妻。
テレビドラマを見ながら静かに涙ぐむ。

いつもしらけている私。
感性も感動も欠如している私。

感性が欠如している人には分からないわよ、と言われて悲しくなる私。

職人技と芸術

2007年03月20日 | Weblog
彼女は客が多いときは1,2分おきに1日中拍手を繰り返す。
カラオケ喫茶のママさんだから当然と言えば当然だ。
店が終わる頃には手が腫れてしまうというママさんもいるが彼女にはそんな様子はない。

拍手のコツを会得しているのかもしれない。
美しい左手の小指を少し開き気味にして左手の内側に右手のそろえた指をトントンと当てて拍手する。
軽いタッチに見えても澄んだ乾いた音が響き通る。

少し長めの細い指が宙に舞って見るのも心地よい。

職人技という言葉がある。
同じ動作、同じ仕草を繰り返す中で、工夫が積み重なり動きも滑らかで効率的な美しさが加わる。
それは頂点に達する頃には芸術に昇華する。

彼女の拍手の動作は既に芸術の域に達している。