夢のもつれ

なんとなく考えたことを生の全般ともつれさせながら、書いていこうと思います。

ウィーンで観た絵画:フェルメール「画家のアトリエ」

2005-08-15 | art
 このブログで絵画について書き始めた頃(4/19)、フェルメール(1632-75)の「ミルクを注ぐ女」を採り上げました。あの絵については誰しも理解に困難を感じることはないでしょう。描かれているものは明白ですし、「解釈」を要するような事物はそこにはないからです。それに対して、この「画家のアトリエ」は何らかの「解釈」がないと絵に入っていけないと感じさせるものがあります。二つの絵の距離は遠いように思わ . . . 本文を読む