夢のもつれ

なんとなく考えたことを生の全般ともつれさせながら、書いていこうと思います。

題詠:駅

2006-05-12 | poetry
   駅 あたしが生まれた町には 駅が一つしかなくて 改札口も一つしかなかった 列車が来るちょっと前まで待合室にいて おにぎりをくれるおばさんがいたりした 大学を受験したときに東京駅に着いて いろんなお店があってデパートみたいだと思った 新宿駅で待ち合わせしたときに 自動改札を通る人を眺めて工場みたいだと思った 西口と南口を間違えていて 一日待ってても会えないと笑われた 数えきれないほど . . . 本文を読む