もしもしウインドー

僕の前に道は無い
僕の後に道は続く、、、
さ迷い歩む、
未来の窓もしもしウインドー

今は冬の入り口

2011-11-04 07:13:44 | Weblog

気まぐれな快晴に

一日を家に閉ざしていても

もったいないので

隣の町のベストム迄

朝の広告を畳みホケットに弾ませ自転車を漕ぐ

 

収穫の終わった刈田の跡は

北海道の広大さを主張している

冬の入り口の遠く山々

白妙の美景に見とれ

眠っていた心が揺さぶられる思いに

目先だけの近視眼的な拘りや

私の小さな悩みは消えて行く

 

店頭には冬囲い用品や

大根、人参、牛蒡、じゃが芋、玉ねぎ、キャベッ、白菜、の山積み

視線を移すと

柿、蜜柑、りんご、梨

鮭、さんま、すずこ

海の幸、山の幸

冬への道程に呼び止められ

私はチラ紙の目玉商品

ショウ油、キャノラー油を買い

一日介護のひだまりさんへ行った病夫への土産に

柿とりんごを籠に入れ

長い上り坂への道のりを

゛こんな坂、、、こんな坂、、、何んだこんな坂゛

゛人生の七坂八坂゛

゛負けてたまるか゛

風に逆撫で思いっきり自転車を漕いだ

 

 

この世の何をやってもどうにもならない閉塞感に

人々はストレスを感じ

異端児的な発想や心に

何かを求め

傾いて行くのだろう

 

゛徹ちゃん、、、遅くなってごめんね゛

呼び止められて行くその心

人々は時代の流れに変革しているのでしょう、、、、