春夏秋冬歩き通す
私の足跡に
豆一族が塒を構え出す
丁度あの日の出窓の視線
空気のような奴が
歩く私の邪魔をする
゛おいそんなに歩くなよ゛
゛外は雪
冬眠の時期だ゛
゛ぐっすり眠りたいのに。。。。。゛
゛未だ眠らせてくれ゛
私の足裏に暮らしている
豆一族の声を無視をして
どんどん歩いた一年だったが
冬の入り口で邪魔になり
゜ポエムで豆退治に出かける事にした(^-^)
<魚の目>
雑草のような宿根草が
足裏で
頑固にはびこみ
私の歩行を邪魔にする
゛どっこいしょっと、、、、、゛
玄関にどんと座ってこれから豆退治
その大きさは
我が家の庭で育てた豆より
旨そうだ
ごっくんと生つばを飲む
右に一粒
左に二粒
知らず知らず内に
陽影の身を育んでいた
先ずは瓜で引っ掻き
呑気に眠っている豆を
くすぐり怒らせた
丁度昨日のボタンの掛け違いの
平和な親爺
怒る怒る
角も槍も出して来た
其の手の向きをくるりと変えて
難も無く
チョキンと切り落としてやった
根を張り網羅していた奴らも同じ同志
生きる事は大変なんだ
足裏の
豆一族の暮らしに関心する