銀河のサンマ

何でもあり

雉始雊 2024

2024-01-16 | 詩っぽい(冬)

 

 

干した大根を味噌に漬けたあと乾いた青い空をみる

日常に追われる気分が良いような、ゆるっとしたいような

いつの間にか大きな溜め息のような深呼吸をしている

息子が毛布から顔をだしトロンとした目で私をみつめてた

追われている気分のなかで私は胸が弾けそうになった

大根くさい指が、恥ずかしいような、こちょばいような

雉始雊の鳴くころ口のなかでスーパーレモンの味がした

 

 

 

 

 

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