銀河のサンマ

何でもあり

白菜は季節を駆ける

2020-01-23 | 詩っぽい(冬)

 

 

 

白菜に包丁を入れる

甘さの無い青梅の香ひろがる

白菜とは思うはずなく辺りを嗅いだ

もう一度包丁を入れるとそれは白菜だった

手はとどまり頭は瞬く間に季節を駆け

大寒から青梅の時期を迎え

着ぶくれた上着思わず一枚脱いだ

 

 

 

  ※白菜と蓮根と揚げ煮。

 

 

 

 

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脳内の天津飯

2020-01-22 | 銀河食堂

 

 

 

 

 

頭いたいっ。

早くも菜種梅雨になるって言ってたが雨で寒い。

白いチューリップの前にノイズが走る。

いや、誰?チューリップを置いたの?再びノイズが走ると 「雪が降らない中も営業中」

おっと「銀河食堂」現る。 小料理屋風なら女将だ。ガラリと戸を開ける。

もうっ。頭ボッサボサじゃないのー。と掌に唾をつけようとしたので慌ててボクは手櫛で頭をなおす。

今日はね天津飯よ♡

へぇ、天津飯てこんなんなんだぁ。

脳内イメージだけどね(笑) 

それ大事っ(笑)! 女将のノリで返す。

干し椎茸と昆布を利かせて、肉無しでコクをだすのに僅かな味噌がミソ(笑)

僕はスプーンを手にとる。女将は何だか上機嫌。

あ、美味しいっ。温くもるっ。

ご飯を搾菜で軽く炒めてるの、野菜の餡だけじゃ物足りからね、ふふっ。

天津飯美味しいっっっ!

脳内のイメージのだけどね(笑)

そこ大事っ(笑)!

この店も白いチューリップが飾ってる。するとザーッと僕の前をノイズが走り女将も見え難くなる。

庭に赤と黄色のチューリップばかり、と呟いた子がいたの、ふふっ。

ん・・・? え?何て?

 

 

う・・・頭痛はひき目の前に一輪のチューリップがやはり挿してある。

 

 

 

 

 

 

 

※トマトのバルサミコ酢和え(つくりおき)

 

 

 

 

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下手な長糸の夜の縫いごと

2020-01-21 | 手しごと

 

 

 

 

 

初めてランチョンマットを買ったのは十数年前。

処分品300円で購入し今もずっと使い続けている。

毎度洗っても草臥れないのが気に入り使用頻度高し。

だけど草臥れないわけなく綻びがでているのを見ぬふりしていた 苦笑。

 

 

 

 

 

下手な長糸の夜の縫いごと。

刺繍糸と縫い糸、刺子糸を重ねてみる。

群青、百緑、橙色、黄色。

 

 

 

 

 

 

 

 

完成。

どれくらい使い続けられるだろう。

どれくらい刺繍で彩られるだろう。

大事にしてる。

 

 

 

 

 

 

 

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大きな鼻

2020-01-17 | 吾子のおはなし

 

 

早めの夕飯が終わって私は母の太腿に手をやる。

ストーブのボーッという音と温風と太腿の間は心地よい。

正月明けから私の日課。

この日課が続くようストーブのある部屋へ母を誘導、或いは誘惑するのが私の夕方の勤め。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

但し母はかなりの悪戯っ子。

 

私の大きな鼻を見事な角度で態々ブサイクに撮りたがる。笑う。

悪戯は100%本気でしないと面白くない、これ母の迷言。

それでも私はストーブと面倒な母の太腿の間が心地よい。

 

 

 

 

 

※ぶなしめじ

 

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椿と幼虫

2020-01-17 | 手しごと

 

もうすぐ椿が咲く頃。

私の白椿が今年は元気なく枯れてゆく。

南西なのに水やりを怠ったのも原因の1つと考える。

隣に並ぶ籔椿(出雲)は大丈夫そうなので白椿を掘りかえしてみることに。

 

 

 

びっくりすることに根がほとんどない。白椿(ほたるぶくろ)

7年目なのに細い根も這ってなく土を怪しみ広げてみる。

 

 

 

 

  原因みつけた♡

 

 

 

 

幼虫モソモソ

こちょばい

 

 

 

根を食べていたであろう幼虫は幼虫専用の土へ。

椿は土を入れ替えて。

手遅れ状態だけど来年無事回復すると良いな。

 

 

 

 

春か夏の君はどんな姿になるだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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