銀河のサンマ

何でもあり

白菜は季節を駆ける

2020-01-23 | 詩っぽい(冬)

 

 

 

白菜に包丁を入れる

甘さの無い青梅の香ひろがる

白菜とは思うはずなく辺りを嗅いだ

もう一度包丁を入れるとそれは白菜だった

手はとどまり頭は瞬く間に季節を駆け

大寒から青梅の時期を迎え

着ぶくれた上着思わず一枚脱いだ

 

 

 

  ※白菜と蓮根と揚げ煮。

 

 

 

 

コメント