陽春
陽春の大気の中で有らん限り万物ひらく
※西区御開
前に5枚ほど縫った平マスクを持っていかれたぁ。
無くなると言ったろっ!と釘をさしていたのにぃ。
着け心地良いねーの評価は嬉しいが、私のハンカチが高いのじゃ!
見事に100均の粗布マスクが手元に残りました。
急遽、立体マスクの型を起こし作ってみる。
布は箪笥をあさって。
11匹の猫のタオルマスクも。
そして裏布は自前の絹腹巻♡誰も持っていくめ(笑)
使い古っ古しでなく、毛羽立ちにみえるのは凸凹な布地なだけ。
見事に残った粗布平マスク。
長所は折りたたむので2か所縫うだけ。
しかもポケット付きで布を更に挟めるところ。
分厚くて不格好にみえて良い。
鼻が乾燥するから保湿重視な私。
「ワタシノマスク無くアベノマスク未だでギンガマスクつくる」
※女は可愛い布、小物、細々した無駄遣いが好き。←と思っている。
何か使うかも、こういう風にしたい、と思いながら溜まってゆく。
シンプルな暮らしなんざ、私には縁遠く。
私の小物が片付くわけがない。
数年前からあるアップリケ、布がようやく活躍。
これで随分裁縫道具の中や引き出しが片付いた。
片付くと思いきや女の目が再び輝きはじめる。
細々した無駄な世界に誘われ、小さな無駄の始まりである。
喧騒とした街のネットの中から春の便りが村から届く
満開の桜に陽を浴び誇らしく架かる赤い橋の風景写真
丘から望むその光景を君は毎年撮り写真の腕をあげる
その姿を想像して私は季節が巡ったなぁと思いふける
赤い橋の架かる村の空気はどんな味がするのだろうか
緑の深い谷間に流れる川はどんな歌をうたうだろうか
桜日和を撮る君はどんな気分で丘から望むのだろうか
また会えると淡い期待に空想を抱き春の便りを眺める
※中津江