ギターの大御所、ジュリアン・ブリーム氏が今年86歳で亡くなったと言う記事を見た。『うわぁ、俺だって再来年には80になるよ、ジョーダンじゃないよ』と不安が黒雲のように湧き上がった。真夜中に目覚めて色々考える。妻子に迷惑がかかっちゃいかん、あれをどう始末しようか、これはどうしようか、と。
若い頃の夢であった乾燥高冷地での天体観測、観望は諦めたがその機材は?で、考えた末に博物館に寄贈した。香川県さぬき市というところにある。
子供の頃から読んだ科学方面の書籍もあったがこれも思い切ってそこに寄贈した。今、こんな、真面目な編集は殆どない、こういうのがあったからこそ日本は復興したのだ、と思う。
祖父が少し関わった郷土史前後二巻は故郷の図書館に寄贈した。恩師の著作もそこに寄贈した。
最後にバロックリュートが残った。これの嫁入り先がまだ見つからない。オランダから来た由緒正しいリュートだからそんじょそこらの楽器商人などのかねもーけ材料にはしたくない。ものの値打ちの分らない連中に渡してたまるか!
かといってこんな一般向きしない楽器を残されたら妻も息子達も困るだろうと今、愉しく悩んでいる。昨日からペグの調子を整えて調弦したら素晴らしい響き、シビレルゥー!
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