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夜汽車

夜更けの妄想が車窓を過ぎる

結局私は・・・

2012年07月26日 08時42分00秒 | 日記
 結局私がこの世界で七点八倒、悪あがきしながら生きる意味はそれを神が味わっているのだ。神と言う言い方が拙いならば宇宙が体験しているのだ。何のために体験?と言う質問に答えはないと思う。
 私の苦も楽も歓喜も挫折も宇宙の差し金、いや、私が宇宙そのものだろう。仮にノーベル賞を貰って嬉しかったにしても、散兵戦の中で弾に当たって戦死するにしても、全て宇宙がそれを経験・・・したくて・・・・している、のだろう。

 去年の夏は梅雨が明けてもセミが鳴かず森閑としていた。昨日、今日は美しい朝焼け、既に薄暗いうちからクマゼミがまるで林のエンジンのように鳴く。日盛りにはアブラゼミが思い出したように暑苦しいと騒ぎ、日が落ちるとヒグラシが鳴く・・・、3歳の夏を過ごした対馬の鶏知のあの夏を思い出す。庭でニイニイゼミも鳴いている。時々間違えてツクツクボーシや春ゼミも鳴くが辺りに漂う”気”は何だか遠い昔の”まっとうな夏”の気配がする。・・・もしかして、地球は正常に戻りつつあるのか???

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