夜汽車

夜更けの妄想が車窓を過ぎる

天国

2016年01月06日 08時18分06秒 | 日記
 キリスト教では天国と言うものがあるらしい。私はそんなものまるっきり信用していない。これに関しては日本人、神道の方が正確に理解している。白と黒のオタマジャクシが巴に並んだ図形があるが、世界全体はその姿であると考えている。黒いオタマジャクシが実態界で波動、念の世界・・・そこに時間の経過なるものはない。白いオタマジャクシが現象界で実態界の念、或は波動が時間微分された姿で、人智の及ばないある種の写像関数によって地上顕在世界に映し出された姿である、と勝手に考えている。

 暗黙にそれを知っているから神道に於いては『神』が自分のすぐ横に、或は近くの神社に居る、乃至は身辺に神気が充満している。日本人はそれを『お天道様がみてござる』と表現する。仏教はそれに近い。山川草木悉皆成仏、即ちあらゆる物が仏の化身であると理解し、この今住む世界を極楽浄土と考える。その中に在って無駄な心労は無意味である、『何事も放てば満つる』と了解する。

 この神道や仏教の理解了解思想の中から『屁理屈や議を言う』ことが出てこなかった、結果辛気くさい『意識した』愛、博愛、慈善、教育、などと言う概念は出て来なかった。煎じて言うと、『顕在意識によって』世界を捻くり回す観念が神道や仏教にはなかった。日本にとって救いである。

 一方キリスト教世界は徹頭徹尾『無意識を否定して顕在意識に特化、ありとあらゆる事に屁理屈をこねまわして言語化』しなければ措かない習性を、多分宗教会議なるもので刷り込んだ。そこからはい出したサソリ、マムシ、ムカデ等によってアジアやアフリカは苦しみ、現在世界の解決不能な全ての問題を惹起した。

 話が逸れた・・・天国などと言う手前勝手な世界、人を騙す論理はある『悪意のある存在』が『人類を騙し、世界の本質的姿を隠ぺい』し、『最終的に世界を破壊』しようとの目論見によって打ち立てられた虚偽の物語である。実態界、つまり念、波動の世界こそが彼らの言う天国なるものであっていまここに存在する。そしてそこでの真実は聖書の冒頭に書いてある、曰く『神の霊水のおもてを覆いたりき』、つまり神の霊(念、波動)は今我々の周囲に満ちている。

 


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