昨日につづく奈良だよりです。奈良の珍しい神事の写真が前田様から送られてきました。以下はコメント。
「稲渕から飛鳥川を上流の栢森まで足を伸ばしてみました。毎年1月15日に栢森と稲渕の両大字で行われる「綱掛神事」が伝わっています。子孫繁栄と五穀豊穣を祈り併せて悪疫などの侵入を押しとめるためと言われ、いずれも明日香川の上に掛け渡されます。下流の稲渕では神事は神式で行われ、「男綱」を掛け渡します。
一方上流の栢森では神事は仏式で行われ、「陰物」形どった「女綱」を掛け渡します。今日行って見ると、栢森の「女綱」はシンボルの「陰物」は綱から落ちて傍らに置いてありました。稲渕の少し上流に明日香川に架かる「石橋」があり、万葉集にも詠まれていますが、整備されていて余り風情がありません。
明日香川明日も渡らむ石橋の遠き心は思ほえぬかも 巻第十一2710番」


「稲渕から飛鳥川を上流の栢森まで足を伸ばしてみました。毎年1月15日に栢森と稲渕の両大字で行われる「綱掛神事」が伝わっています。子孫繁栄と五穀豊穣を祈り併せて悪疫などの侵入を押しとめるためと言われ、いずれも明日香川の上に掛け渡されます。下流の稲渕では神事は神式で行われ、「男綱」を掛け渡します。
一方上流の栢森では神事は仏式で行われ、「陰物」形どった「女綱」を掛け渡します。今日行って見ると、栢森の「女綱」はシンボルの「陰物」は綱から落ちて傍らに置いてありました。稲渕の少し上流に明日香川に架かる「石橋」があり、万葉集にも詠まれていますが、整備されていて余り風情がありません。
明日香川明日も渡らむ石橋の遠き心は思ほえぬかも 巻第十一2710番」

