彩雲 7
2014-08-04 | 短歌
今季も、短歌誌彩雲(2014夏号)が、主宰者の田中氏から贈られてきました。年4度の発行で33号となります。前号(4/25にアップ) に続いて特集は、今回も糟谷染丸。染丸は不思議な歌人で、逸話が残されています。ある地区から嫁ぐときその道を通ると必ず離縁されるので、大回りをしていた。しかし、道筋に染丸の歌碑を建てたところ、その後は、近道を通って嫁いでも離縁されることはなく、円満な人生を送れるようになった、というもの。
染丸には、どこか神がかり的なところがあったのでしょう。
33号には、まだ私が知らない美術館が紹介されていました。三重県菰野町の、パラミタミュージアム。設立者は、イオン名誉会長岡田卓也の姉の小嶋千鶴子さん。政治家の岡田克也の伯母さんです。彼女の夫君は、画家小嶋三郎。
展示品は小嶋三郎の他に、池田満寿夫の陶芸作品など。パラミタというのは、般若心経に出てくる波羅蜜多に由来。作品も仏教的なものが多いようです。裏の庭園は、パラミタガーデンと言われ、1200坪。こちらも素晴らしいとか・・・いつか行きたいです。
染丸の歌
限りなく詠めば詠むほど口に出る歌の袋の紐や解けけむ
主宰者・田中伸治氏の作品
森林はしとど濡れをり腰低く鎮かに強く生き来しひと逝く

染丸には、どこか神がかり的なところがあったのでしょう。
33号には、まだ私が知らない美術館が紹介されていました。三重県菰野町の、パラミタミュージアム。設立者は、イオン名誉会長岡田卓也の姉の小嶋千鶴子さん。政治家の岡田克也の伯母さんです。彼女の夫君は、画家小嶋三郎。
展示品は小嶋三郎の他に、池田満寿夫の陶芸作品など。パラミタというのは、般若心経に出てくる波羅蜜多に由来。作品も仏教的なものが多いようです。裏の庭園は、パラミタガーデンと言われ、1200坪。こちらも素晴らしいとか・・・いつか行きたいです。
染丸の歌
限りなく詠めば詠むほど口に出る歌の袋の紐や解けけむ
主宰者・田中伸治氏の作品
森林はしとど濡れをり腰低く鎮かに強く生き来しひと逝く

