近くを流れる木曽川にトンボ天国があることは承知していたのですが、それが日本一と言われるビオトープとは知らなかったです。昨日、笠松中央公民館で、首記のテーマで講話をされたのは、岐阜大名誉教授の箕浦先生。工学部でしたが、定年後趣味のトンボ観察や写真撮影に余生を過ごされています。そのきっかけは、中学時代の理科教師の影響。小動物と係わりあっておられます。
30種類以上のトンボが木曽川の流れが変わった後の湖に生息していることを初めて知りました。写真は、トンボのほかにカワセミなどの小動物を美しく撮られています。3日に一度は湖に出かけ、観察を継続。1988年ころがトンボは38種類で一時的にピーク。減り続けましたが、最近は他所から飛来してきたのか、48種類確認。トンボの他に食物連鎖で多くの生き物が生息し、環境庁から「ぎふ・水と緑の環境百選」、「木曽川36景」などに認定されています。
地元の人はあまり見かけず、愛知県などから多くの人が撮影に来られているそうです。近くに住む友人から、カワセミをよく見ると聞いていますので、一度は行ってみたいところです。笠松町無動寺・江川の木曽川河川敷に広がる延べ6ヘクタールのビオトープ。1975年埋め立て工事が計画されましたが、トンボ生息地であることを知っていた先生の恩師が反対運動され、その計画はなくなりました。それから毎年トンボの観察は継続されています。
講演の後は、友人4人と喫茶へ。その一人は前日までモロッコに行ってこられ、お土産のチョコを頂きました。包装には、フランス語、英語、アラビア語の説明が書いてあります。
箕浦先生
レジュメは5枚の写真を入れて11枚
講演会終了後喫茶でケーキを
モロッコのアーモンドチョコ