月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

切歯扼腕

2010年07月11日 19時38分34秒 | 仏々相念(住職日記)
あんな先生・・・

いろんな病院の先生がおられるようです。
「あの先生、優しいよね~、それに比べてこの先生の悪いこと・・・」
ご縁の休みの時に教えて下さいます。

何が悪いのでしょう・・・
とにかく怒る、そんな人だから質問をしようものなら大変なことになる。
「相談もできないような病院の先生って最低ですよね!」

姉さんを亡くされたのです。
高齢であったため大病に対して手術をせずに痛みだけを取りながら自然に任せたい・・・
その思いは先生が思っていた治療法とは違ってたみたいで、後は応対するのが大変だったとか・・・

「しんどい思いをされていたのですね・・・辛かったですね・・・」

その先生はどのような思いだったのでしょうね?
元気を出してもらうために喝を入れられようとしたのでしょうか?
単に対人関係の中で立腹されたのでしょうか?

治療の仕方にもいろいろあるのでしょうが・・・

でもどのような業種にもいろんな人がおられるのですね。
無茶苦茶優しく、共に行こうぜ!って人もあれば、
感情に任せギャンギャン吠える話にならない人・・・

どちらですか、貴方は?
でもね、されて嫌だなって思うことにあうことがあれば自分はしないことですよ・・・
歯を食いしばりながらも・・・これもしんどいですが・・・
坊守はいつも言ってくださいます、
「あなたもギャンギャン言えば同じになってしまいますよ」って・・・

う~ん、唸る私がいます・・・                    

ひょいっと……のはなし

2010年07月11日 00時54分38秒 | ふうわりふわり(坊守日記)
キッチンの吊り戸棚の上の段にあるタッパーを取りたくて、
背伸びをしてみたり、ジャンプをしてみたり。
すると、息子が「どれ取るん?」と声をかけてくれて、
手を伸ばして、ひょいっとお目当てのタッパーを取ってくれました。

さりげない優しさ……
嬉しいものですね。

それにしても、
日々気がつかないところで、わたしは、
この「ひょいっと」のおかげをいただいているのでしょうね。

気がつかなくて、ごめんなさい。
だから、今言います。

ありがとう(^人^)