月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

来月車検

2011年12月06日 22時57分30秒 | 洗車日和

キョロキョロ・・・

 

引っ越しされて初めて伺うお宅。

場所が分からない為にタクシーをよこして下さいました。

タクシーって乗る必要性に欠けるので乗り慣れません・・・何年ぶりでしょうか・・・

 

プリウスじゃん・・・

乗り慣れないハイブリットにウキウキしながら乗せていただきました。

独特の匂いと、キョロキョロと外を観ていたせいか少々酔い気味・・・

 

ニコニコは来月車検なのでその打ち合わせをしていたところ、その会社で造ったプラグイン・ハイブリットの話を聞きました。

大体は大袈裟な話をする男なのですが、前期型のプリウスに新たなバッテリーを積んでいるとか・・・日本に8台だそうです。

リッター、70キロだとか・・・

凄いですね!

 

そんな時代にニコニコさんです!

プリウスは停まっている時には静かですね、でも走り出すと車内は結構音してました。

タイヤとか換えるともっと違うんだろうな~って思ったりもするのですが・・・

高級車のように「スー」っと静かなのかなって期待してたのですが・・・

 

ここは拘りまだまだ現役でニコニコさんと共に走ります!

打ち合わせをしていた友だちも「やっぱり車は火を入れて走る方がいいよね!」

リッター、16キロですけど・・・良き相棒です。


心之余裕

2011年12月06日 21時46分16秒 | 仏々相念(住職日記)

どこまで・・・

 

久しぶりに午後から空き、溜まっている映画を観ようと思っていました。

すると、どうも坊守が出掛ける様子・・・

「どこ行くん?」

「あそこ行って、ここ行って・・・」

「運転手、行こうか?」

「一緒に行く?昨日のブログを気にしてるの?」

「いやいや、そういう訳ではないけど・・・」

 

出掛けるところでお客さんが来たものの、打ち合わせが終わるまで待っていてくれました。

「ほんじゃ、行こうか!」

あっちこっちに寄りながら、私の目当ての本屋も寄っていただき、最後に買い物にスーパーに・・・

宇和島では一番大きなスーパーで駐車場も結構広い。

こういう時って、なるべく玄関に近いところに停めたいもの・・・

空いてるところないかな~ってゆっくり走っていると向こうからおばさんが運転している軽トラが・・・

すると、丁度ニコニコと軽トラの中間で一台スペースが空いているのです。

あっ、空いてるなと同時にウインカー・・・

何の気なくおばさんに「ここ、入るの?」って合図を送ると、「うん、うん」って頷かれる。

まっ、いいか・・・

と、そこを通り過ぎると店舗から一番近い角が空いてるじゃないですか!

あっ、空いてるわ・・・と何気にそこに入れようとすると、

「良いことをしたと見せかけて、ここに入れる・・・!」って冗談ぽく坊守が笑う!

「オレは、どこまで悪人や!!!」

まっ、確かにあそこ入れんでよかったって思う自分もおりはしましたが・・・

ここが空いてるなんて知る筈もなく・・・

少々、腹も立つような気もしましたが、いつもの私の行動がそう言わしめるのでしょう。

 

心に余裕があれば、譲ることが出来ます・・・

良いことをするとかそういう意識なく何気に・・・

でも、心がいっぱいいっぱいだと・・・恐ろしい自分が持ち上がっています、本当の自分。

 

「アイス、買って帰ろうか!」って、坊守。

このスーパーにしかないお気に入りのアイスがあります。

単純住職は、これでリラックス・・・

腹立つことも既に忘れ「早よ帰って食べよ~で!」ってルンルン気分。

直ぐにいっぱいいっぱいになる心に、あの手この手でちょっとずつスペースを作って下さることです。


涙…涙…のはなし

2011年12月06日 21時24分39秒 | ふうわりふわり(坊守日記)
昨日お参りさせていただいたご法事は、ご主人の満中陰(四十九日)のご縁でした。

奥様が泣かれるのです。

少し話しては泣かれ、また話しては泣かれ、おつとめをしては泣かれ…

娘さんやお孫さんに支えられ、がんばっておられるのですが…

涙はまだまだ溢れます。


ご法話で、阿弥陀様の摂取不捨(ずっと私と一緒にいてくださる)のおはたらきや、いますでに仏さまとなってはたらいてくださっているご主人様のことをお話しさせていただきました。


涙いっぱい泣かれているときは、次に立ち上がるための屈伸の期間なのではないでしょうか?
また強く高く飛び上がるための…


背を丸め、膝を折って、涙いっぱい泣かれる奥様につきっきりで膝を折ってくださる阿弥陀様が…
まわりを取り囲んでくださる仏様方々が…
一緒にいてくださいます
だから、大丈夫!!
いっぱい泣いてください。

そうお話させていただきました。


ご縁が終わった後、奥様は、
「坊守さん、私が自分で小豆を炊いて、ぼた餅を作った時、ようやく立ち上がったと思って…」
と、一瞬気丈な目で仰られました。

待っています。おばちゃんのぼた餅!
ご院さんも、息子も、両親も、みんな大好きなんですから…!