月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

故郷之味

2011年12月26日 19時17分39秒 | 仏々相念(住職日記)

有難いね・・・

 

宇和島に帰っている娘。

こちらでの時の流れに安心しきっている様子。

 

夕方、炬燵に入っているとウトウトとしてしまいます。

寒いと尚更、身体が温もり眠くなります。

目が覚めると温かくて美味しいご飯が出来上がっている。

ここを出るまではそこまで深く思っていなかったかもしれません。

でも、こんな有難いことがあるんだって気付くのです。

 

「うたた寝を しかる手のなき 寒さかな」

 

「こんなところで寝ていたら風邪ひくよ!」って言いながら身体に掛かる毛布一枚。

暖かいな~・・・って深き眠りに入っていく。

これが一人になると・・・寝たままの状態で目が覚める、寒くて目が覚める。

 

案じて下さるおはたらきに気付くと勿体ないことです。

 

喜んで食べようか・・・

身体を大事にせんと・・・

 

感じ謝さずにはおれません。