月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

一緒一歩

2014年01月27日 19時50分46秒 | 仏々相念(住職日記)

願生れ・・・

 

フッとしたときに入るメール。

松山のお同行・・・

思いがけず案じてくださる思いに出会うと有難く嬉しいものです。

 

どのお寺さんもお参りが少なくなってきましたね。

そんな中でお寺どうしが仲良くつながっておられることは麗しく思います。

 

そんなメール・・・

 

今日、大洲にて宇和島組の集まりがありました。

出不精のコイツにおいてはドライブの一環・・・

集まり以前にハンドルを握る喜びを感じることです。

先日借りた明菜ちゃんを聞きつつ懐かしい時代に帰ります。

 

会が始まるまでに時間があったので先輩にお尋ねしました。

お答えをいただくことのなかにこれからの過疎地寺院の運営の難しさをおっしゃられます。

ゆくゆくは代務住職というより兼務住職となっていくのでは・・・

何軒かの寺の住職となり務めるということ・・・

 

以前にも書いたのですが

極端かも知れませんけど統合していくんでしょうね。

そうじゃないとやっていけない現実を今ヒシヒシと感じています。

どのように統合していくのか・・・

そんなこと考えても分からないのですが

後継者がいない寺が廃寺になって近所の寺に吸収って感じなのでしょうか、

悲しいですけどそれも後に法を伝えるための手段なのでしょう。

この徳正寺もそんな寺の一つ。

 

大変な現実・・・

 

寄り添う姿というものはいいものです。

順番でもないのですが親が先に往生させていただいた後、

姉弟で寄り添いながら生き抜いてほしいと常に思います。

一緒に・・・

一歩一歩・・・

 

涙流すほど辛いこともあるのでしょう、

涙流れるほど嬉しいこともあるのでしょう、

すれば、青き大地の上に寝転がりいのちの薫りを感じよう・・・

そして、広き大空の真中にこのいのちあることを感じよう・・・

 

ナンマンダ~ブ・・・

こぼれ出る優しい声に立ち上がる力をいただける。