ツルノリヒロの生活と推理

アーティスト、ツルノリヒロの気ままな発信基地。

人生のともしび

2012-03-22 21:34:30 | 今日一日

今日は、明日の饗応離宮を含め、3ステージのリハーサル。

饗応離宮は、六本木の国立新美術館、正門前に建つ、高層マンションの一室にある、隠れ家的な場所だ。

ここで月二回、加賀の武家料理を元にした「武士の食卓」を料理研究家である緋宮栞那さんが作り、僕が演奏をする、

食と音楽のコラボレーションをやり始めてもう2年経つ。

曲は、僕のオリジナル曲を演奏するのだが、毎回同じ曲を演奏する訳には行かない、

最近やっていない曲、ライブでは演奏していない曲、など、あれこれ引っ張りだして演奏していると、

なんでライブでやらなかったんだろう、と思える曲が多々あることに気がついた。

レコーディングでは、いろんな楽器を使ったアレンジで演奏されているから、

それをバイオリン、チェロ、ギターという最小編成で演奏することを、なかなか想像できなかったのだろう。

 

なので、思い切って、ライブで演奏する事を、考えても見なかった曲を、5曲ほど引っ張りだして来てやってみた。

手前味噌だけれど、結構面白いんだよ、これが!

 

CD、と言う、記録されてしまったものと違い、ライブはまさに生ものだから、

その曲の本当の個性、

そう言った部分がよく見える。

 

明日は、前にも書いた3rdアルバム「千の砂漠の夢」に入っている「The Tree of Life」

そして、宮崎駿の短編映画「星をかった日」のために作った「そこから」の2曲を。

26日は角川、松竹映画「アルスラーン戦記」のために書いた「征馬孤影」「馬乳酒祭」

そして函館のクリスマスミュージアムをテーマにしたCD、「For Your Happiness 1」から「いか港より」

を、定番の曲に交えて演奏する。

ほとんどは初演、なんだかわくわくする!

 

ライブで演奏してみると、それぞれの楽曲は、みんな生き物なんだな、と言う事がわかる。

知らない間に成長してたりして・・・

「きみ、こういう曲だったんだ!」と分かったりする。

(僕が成長して、やっと理解できるようになった、と言う説もある・・)

 

自分の作った、たくさんの曲達は、まさに自分の人生の、ともしび・・・

こんな感じかな・・

 

 

 

 

 

コメント (10)
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