ツルスタは、西岡さんのレコーディングチームに任せて、僕は横浜の浅間神社へ。
浅野温子さんの日本神話よみ語り、明日の本番に向けて、今日は現場でのリハーサルだった。
全国の神社で、よみ語りを行うようになって、はや8年・・
神社の境内で公演する時は、前日の本番と同じ時刻に、舞台上で照明や音響を使って、
リハーサルをする。
当日のリハーサルだと、暗くないため照明の具合、
特に、台本を浅野さんが読める明かりが出来ているかが分からないためだ。
また、寒い時期だと、どの程度冷えるのかを分かっておけた方が、演奏側もありがたい。
今回は、正面に見える楽舞台での公演。
屋根もあるし、全くの屋外よりは条件は良いのだが、実際リハーサルをやってみたら、
小高い丘の上にあるため、風の影響を強く受ける、しかも真っ正面から、と言う事が分かった。
台本は巻物状になっているので、強い風を、真っ正面から受けると、大きくたなびいてしまう。
対処を考えないと・・・
ミキサーの高橋君。
リハーサルは無事終了。
よみ語りの舞台は、どの場所に、どんな曲を、と言う風に作曲し、
あとは実際のタイミングに合わせ、即興的に演奏して行く。
僕がいつもより叙情的に演奏をすると、浅野さんは敏感に反応し、読み方やテンポを変えて来る。
浅野さんが声のトーンをぐっと落としてしゃべり始めると、僕らもそれにあわせ、時にはメロディーまでもが変わって行く。
そこに浮かびあがる世界や色までも、変化して行くのだ。
これが楽しい。
浅野さんはジャズのセッションのようだ、と言う。
ただし、明日は荒天となるらしい・・
どうなるのか! できるのか!
リハ終了後の本殿。
スタジオに帰り、西岡さんのレコーディングでバイオリンを一曲弾く。
23時終了・・
お疲れさま!