ツルノリヒロの生活と推理

アーティスト、ツルノリヒロの気ままな発信基地。

済州島顛末記 その六

2012-09-06 20:01:16 | コンサートツアー

600mと言われたのに、コンビニまで往復一時間以上かかってしまったので、予約していた食事時間にぎりぎりとなってしまった。

ここのレストラン、「Black House」には、何故だかメニューの種類がほとんどない、パスタかトンカツ・・・・

でも、プールサイドで何やら用意しているものがバーベキューらしい、とコンビニに行く時、目ざとく見ていたので、

通訳の歩美ちゃんに頼んで、予約してもらったのだ!

あっ、歩美ちゃんは無事三時前に到着していました。

5人前頼んだら、この量。

さらに、サンチュやエゴマの葉、キムチやご飯、様々なたれは取り放題・・

あとは勝手に焼いて、食べるだけ・・

なんだかお気楽旅行の様になってきたぞ・・・汗

 

右から、通訳の歩美ちゃん! ソフトボールの上野由岐子と九州女子高等学校時代同級で、センターを守っていた!

彼女曰く、上野が投げる時は、センターに打球が来たこと無かった・・ すごいね! いつかキャッチボールのお相手願います!

Ayakoにベティさん、山田君。

焼きます。

美味しかったです・・

量も多かったです・・

まだ仕事もしていないと言うのに・・・

 

プールサイドから見たホテル。

一番左の二階、明かりの付いている部屋が、ベティさん達の部屋。

電気消しなさいってば・・

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済州島顛末記 その五

2012-09-06 18:58:19 | コンサートツアー

どこまでも素敵なホテル、中庭には大きなプールもある。

このプールの左脇には一段下がって子供用プールもあり、その向こうにはたくさんの壺が並べられている・・・

さらに良く見ると、その遥か向こうにはもっとたくさんの壺が・・

そのたくさんの壺の下に、「壺ミュージアム」がホテルに隣接されているのだ・・

ベティさんと山田君がそれぞれ暇なとき行ってみたそうなのだけれど、誰もいなくて、なんか不気味で、

入らずに引き返してきたそうだ。

二人ともそう言う感覚・・霊感?・・があるらしいから・・・・僕もやめとくことにした。

 

とりあえずみんな荷物を紐解いて、5時まで自由行動。

早速泳ぎました!

水は冷たいのだけれど、快適!

都会のジムの、ぬるいプールにならされてしまった身には、とっても刺激的。

25mプールかと思ったが、どうも少し広いようだ・・

26~7mあるに違いない。

 

プールから上がってシャワーを浴び、みんなで近くのコンビニまで買い出しに行くことにする。

ベティさんはすでにフットオイルマッサージを受けて、リラックスしている。さすがだ!

 

近くのコンビニまでは600mと言われたが、もっとあるなあ・・

でも、景色が良いので苦にはならない。

きれいだけれど、なかなか怖いぞ・・・

コンビニはファミリーマート。

店先には子猫達が!

ビールやらマッコリやら、おつまみも大量に買い込んで48000won・・3400円ぐらい。

帰り道は夕焼けがきれいでした。

のどかだなあ・・・でいいのか!・・いやいや・・

 

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済州島顛末記 その四

2012-09-06 16:28:09 | コンサートツアー

今日、6日に済州島入りしたのは、僕とAyako、パーカッションの山田君、ベティさんの4人だった。

永島さんは関西で仕事があるため、明日7日、朝一で関空から済州島にやって来る。

どうなるか最初は分からなかったので、朝から永島さんに連絡を何度も取ったのだが、なかなかすれ違いで話が出来ない。

ようやく連絡がついたのは、もうチェックインし、済州島へ飛ぼうとしている時。

状況を説明したら当然びっくり。

もうチェックインするだろうに、何度も電話があると言うことは、何かよっぽどのことがあったな、と推理していたが、まさか中止とはね・・・

その時点では代替えコンサートも決まっていなかったから、「僕らは向かおうと思うんだけれど、永島さんはどうする・・?」

永島さんも、「じゃあ遊びに行くつもりで行くよ・・」

西本梨江さんは、8日入りの予定だったから、まだ少し猶予がある。

コンサートが決まったら来てもらい、決まらなかったらどうするか訊いてみよう、そう思っていたら、たかちゃんから、

プロモーターのソンミさんが、済州島市と掛け合って、ホールを押さえることが出来たので、明日コンサートをやります。

と言う電話が入った。

明日? 明日だと西本さんがいないから、ツルノリヒログループだけの演奏になってしまう。

それだと今回は1ステージもたないし、アコカフェのネームバリューがあった方が良いから、8日に出来ないか、

またもや伝言ゲーム・・・

実際は、出演は僕らだけではなかったのだが、その時は僕らだけだと思っていたので、焦った。

8日でokの返事をもらい一安心。梨江さんにはメールで事情を説明し、来てもらうことにする。

 

と言うあたりでチェックインできる時間に。

ゾロゾロとそれぞれの部屋を廻って見学するのだが、みんなそれぞれ凄い部屋で、

さらに僕らの部屋は、みんなで集まって、反省会が出来るよう、プールヴィラ、と名付けられたコテージだった。

これは既に部屋ではなく家だね。

しばし、お部屋探訪!

玄関(リビングから臨む)

玄関からリビング

山田君が指差す方向、廊下があり、途中にプライベートプールが・・

プール向こうの庭も専用だ・・

廊下の先、一階のベッドルーム。

一階のバスタブ、その右側にはシャワールームとトイレがある。

リビングに戻り、

二階への階段をの上る。

二階のベッドルーム。

二階のバスタブ、トイレ。

さらにテラス・・・

テラスからは海も一望できる・・・

再び下り、

正面にはゲスト用トイレが・・

庭から見るとこんなです。

これでヒーリングフェスティバルが開催されていたら、素晴らしかったのに・・

とみんなで語り合うのだった・・

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済州島顛末記 その参

2012-09-06 14:48:55 | コンサートツアー

ワゴンタクシーのナビが、そろそろ終点に近づいてきた。

済州島は火山の噴火によって出来た島なのだろうか、ずっと右手に見える海は、泳げる様な砂浜は無く、

水際まで降りられるような場所も、ゴツゴツとした火山岩が広がっている。

左手奥に、コンクリート打ちっぱなしのコテージ群が見えた。

隣接して、やはりコンクリートむき出しの、本館であろう建物も見える。

なかなか素敵そうな感じ、・・ここだったらいいなあ・・

誰かがつぶやく。

だが、ホテルへの立派な入り口は、素通り・・

ナビはその先の道を左に入るよう指示している。

細いがたがた道に入り、時折見え隠れするホテルの裏手へと向かっている。

結局裏のペンションか!

と思った時、再び舗装道路に入り、ホテルの敷地内に裏から入った。

やっぱりここだったの?

運転手も分かっていないものだから、半信半疑の様子でホテル内に確認のため走って行く。

 

Villa de aewol ブティックホテル、どうやらここだったようだ。

ぞろぞろスーツケースを転がし、フロントへと向かう。

タクシーの運転手がなんだか言っている。

どうやら、空港で2時間も待っていたので、本来なら3万wonの所を1万won足して欲しいと言うことらしい。

一日一便の飛行機で、遅れてもいないのだから、2時間待つはずないし、もし待っていたとしたら彼の間違いなのだから、

これは単にいちゃもんつけてお金を取ろうとしているに違いなかったが、電話で話していた彼の奥さんにお尻を叩かれての行為だろう、

オドオドした目がかわいそうで、払ってしまった。

あとでみんなから、なんてお人好しなんだ! と蹴られる!

 

フロントにて、英語がべらべらのベティさんが交渉中。

その隣り、青い制服を着ているのがタクシーの運転手。

4万won払ってもらえて恐縮したのだろう、スマホの翻訳ソフトを駆使して、チェックインを手伝おうと残ってくれていたのだが、

全く役には立たず、最後にはその翻訳ソフトを見ながら、「あのね、帰っていい?」と気が抜ける挨拶をして帰って行った。

ロビーにあるRed Barの壁。火山岩を積み重ねて出来ている。

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済州島顛末記 その弐

2012-09-06 14:22:14 | コンサートツアー

iPadのMapはとても優れたナビだ。

ボストンやニューヨークでも、大活躍してくれたが、今回もどこら辺に向かっているかを、一目瞭然教えてくれる。

前回泊まったシーラホテルは、島の南側の海沿いだったが、今回は北の海沿い、真ん中辺りにある空港から、西へ向かっている。

だんだん町らしい町も無くなり、寂しくなってきた頃、幹線道路を外れ、海沿いの道を行き始めた。

ワゴンタクシーの運転手は、奥さんに電話をかけ、どうやらホテルの名前を調べ上げたらしい、僕らに伝えるのだが、

なんと言っているか判らん・・

それでも、ホテルではなくペンションだ、と言っているのは解った・・

折しも車窓からは、小さな、ペンションと書かれた建物がちらほら見え始める・・

何となくうら寂しい気分になってきた・・

 

たかちゃんからはその後も何度か電話がかかってきて、伝えてもらった「どんな会場でも、演奏をした方が良いのでは」

と言う意見が「ツルさんは、どうしても室内のコンサートを望んでるのか!」

という要求に変わっていて、困った。

もう一度、ソンミさんがかえって大変になってしまうことは、こちらは望んでいない、と言うことを伝えてもらう。

 

けれど、この意見が、結果的には良かったのかもしれない。

実際、7日と8日に、済州島アートセンターにて、少数のグループに限られたが、ヒーリングフェスティバルは、行われたのだ。

 

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済州島顛末記

2012-09-06 13:18:06 | コンサートツアー

世の中、思いもよらぬことがあるものだ・・

9月6日、7日から三日間、韓国は済州島で行われるヒーリングフェスティバルに出演するために、朝5時、スタジオを車で出発した。

途中ベティーさん、パーカッションの山田君、Ayakoを拾って成田へと向かう。

その向かう途中で、通訳をしてくれているたかちゃんから電話がありとんでもないことを告げられた。

なんと、ヒーリングフェスティバルが中止になった、と言うのだ。

それも、台風などの天候不順によるものではない。

一昨年のヒーリングフェスティバルでも雨は降ったが、ステージに屋根を付けてなんとか開催している。

なんでも、共催してくれるはずの済州島市が、今になって野外イベントを中止するように言ってきたらしいのだが、

たかちゃんも、プロモーターのソンミさんから5時過ぎに電話で無理矢理起こされ、よく事情のわからぬまま僕に電話している。

しかし、僕らも向かってしまっているし、このフェスティバルに出演する、他のアーティスト、

宗次郎さんや、二胡のジャーパンファンさん、プラハフィルハーモニーなど、みんなはどうなっているのだろう・・

たかちゃんに問い合わせてもらっているうちにも、成田は近づいてきている。

事情も良くわからないし、こんな大きなフェスティバルを中止にしてしまって、お客さん達はどうするのだろう・・

主催のシルバートレインも、大変なことになるのではないか・・

僕らだけでも行って、どんな会場でも演奏をした方が良いのではないか、

たかちゃんに電話をし、ソンミさんにそう意見を述べて欲しい、と頼む。

とにかく済州島に向かおう、と決める。

 

済州島には12時20分到着。

だが、今回通訳をしてくれるはずの歩美ちゃんの姿が見えない。

たかちゃんから電話、歩美ちゃんは3時過ぎの便になると言う。

タクシーの手配は出来ているので、到着ロビーで、ツルノリヒロ、と書かれたボードを持った運転手を捜して、先にホテルに向かってくれ、と言われる。

 

不安を抱いたまま、タクシーに乗り込み、出発する。

何しろ、ホテルの名前も僕らは知らないのだ。

運転手に、ホテルの名前を聞くも、彼も知らないと言う。

ナビに電話番号を打ち込んで、指示通りに運転しているだけだと言う・・・・

 

どんなことになるやら・・

 

てなわけで、ここまではほとんど写真を撮っていないんです・・

それどころではなかったのでね・・

唯一の写真、機内食・・

済州島行きの飛行機、直行便は成田から一日一便、前回はもっと大きな飛行機だったのに、今回は737、

小さく狭い・・

チェロも座席に収まらない狭さ。

機内食も何故かお稲荷さん・・コリアンエアーなのになあ・・

 

 

 

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