ここで少し時間を巻き戻し、にっぽん丸の船上に戻りたいと思う。
自分のライブぐらい報告しなきゃね・・;;
乗船3日目、小樽を出航した船は、利尻島で停泊し、今日は知床にやって来た。
オホーツク海なのです!
昔、テレビゲームの走り、本当につたない線画で描かれた画面によるRPGの名作、「オホーツクに死す」をやったなあ・・
ビジュアルがつたない分、想像力で補って、結構楽しんだ。
遥か連なる山の向こう、ずっと行ってみたくて行けてない、カムイワッカの滝がある。
カムイワッカの滝は、Wikipediaよると、
「世界遺産に登録された知床半島のほぼ中央にある活火山である硫黄山を源流とする温泉の川にいくつもの滝が連続し、それぞれの
滝壺が野趣溢れる天然の露天風呂となっている」そうで、
「知床八景のひとつとして以前から知られていたが、特に世界遺産登録後の観光客の急増に伴い、厳しい立入規制が行われるように
なった。かつては訪れる者も稀な「最後の秘湯」とも呼ばれた地だが、観光客の増加に伴い、全裸で入浴する者は男女問わず
見当たらず、ほとんどは水着や海水パンツ着用、またはタオルを纏い入浴している」んだって。
僕が行ってみたかった頃は、まだ本当に秘湯で、たどり着くのも大変な場所だった。
僕に、凄いよ、と教えてくれた友人は、バイクで旅をしていたのだが、羅臼のユースに泊まり、次の日の朝、
連れて行って欲しいと頼まれた女の子を後ろに乗せ、向かった。
その頃は、誰一人いなくて、二人だけでその野趣を満喫したのだそうだ。
もう、そんな姿は見られないのだろうな・・
この日はツルノリヒロ「音の旅人コンサート」の日だったから、上陸はやめにした。
そうそう、毎日朝、船内新聞が届けられ、その日のイベントなどを教えてくれるのだが、
その新聞に大きく・・「ツルノリヒロ 昔の旅人コンサート with久保田邦夫」となっていてたまげた・・
確かに音と昔、字は似ているけどね・・昔の旅人コンサートって、どんなだ!
我が事ながら、かなり笑った・・
夕方になり、上陸していたお客さんも船に戻って来て、出航。
暫く経つと、船内に、もうすぐイルカの群れと遭遇すると言うアナウンスが流れた。
みんなデッキに・・
いましたイルカ君、まるで雇われているかのように、近くにやって来て、その姿を見せてくれる。
みんな身を乗り出して、その姿を追っていた。
天気は良く、穏やかな航海だ。