ツルノリヒロの生活と推理

アーティスト、ツルノリヒロの気ままな発信基地。

饗応離宮11.12.12

2011-12-12 23:43:50 | ライブ

饗応離宮、今日は韓国の「月精寺」コンサートでギターを弾いてもらった、関淳二郎氏とのセッション。

「月精寺」では大雨に遭い(「韓国ツアー2011.10」参照)急遽野外ステージから本堂でのコンサートに切り替えたため、

1曲演奏できない曲があった。

その曲も含めて、「月精寺」コンサートの再演をしてみた。

いつものように美しい、饗応離宮からの眺望。

ほんとに毎回違った表情を見せてくれる。


この日は、緋宮栞那さんのご主人、高木さんの誕生日。

アンコールにささやかなプレゼントとして「星に願いを」を演奏する。


2次会はケーキだ!

緋宮さんと高木さん。

本当にステキなカップルだ。

本日のセットリスト。

1)「光のように 波のように」オープニングメドレー
2) Rape-Blossom Field
3)「光のように 波のように」映像メドレー
4) 夜空へ
5) 太古の太陽
6) 明日への希望

ENC All on a Sand Dune

   そして

   「星に願いを」



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立川へ

2011-12-11 23:57:14 | 今日一日

友人の詩人、城戸朱理氏が立川のホテルで原稿を書いていると言うので、遊びに行った。

久しぶりに行った立川は、ますます賑やかになっているような気がする。


人ごみを避けるように、旧立川、と言った、少し古く、落ち着いた商店街まで歩き、

朱理庵が予約をしておいてくれた店に入る。

最近発掘した店らしい。

玄人はだしの料理を作る、彼が選ぶ店に間違いはない。

突き出しからおつまみ、どれもなかなか気が利いていて、酒も、新潟の麒麟山があり、旨かった。

〆に食べた寒ブリのしゃぶしゃぶ、そしてその出汁で作る雑炊が絶品!

また食べたくなるなあ・・・

近況を報告しあい、僕は「かぐやの夢」や、韓国でのコンサート映像などを渡す。


2件目は何度か連れて行ってもらった、駅そばのバー。

アイレイの、ボウモア10年テンペストをソーダで飲む。


行きは特快で、中野から30分で来たのだが、帰りは各駅停車の旅・・

東中野から歩いて帰ることにしたのだが、人気の少なくなった商店街を歩いてゆくと、

傍らの道から猫がでて来て、僕の少し先を歩き始めた。

声をかけてみると、「にゃっ」と短い返事とともに振り向き、近づいて来た。


僕は昔から猫好きなのだが、ここ10年ほど、猫アレルギーを発症し、猫に触るとじんましんがでる。

だからあまり触れないように、交流を図る。

なかなかの美猫(びびょう)だったなあ・・


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月食だった

2011-12-10 23:51:55 | 今日一日

ファンクラブ向けDVDは出来上がり、次はCDに取りかかっている。

これが結構、時間がかかる。

夜までかかりまだ3分の1。

気晴らしに泳ぎに行く。

数年前までは、クロールで、一日1000m以上、連続で泳げていたのだが、

ここ2年程は全然ダメ・・・

たまに調子の良い時に1000泳げるぐらい。

終わって外に出たら、人々が一斉に、携帯を空にかざしている。

今日は皆既月食の日だった。

まだ欠け始めた所だったので、帰ってからカメラを持ち出した頃に、ちょうど皆既月食となった。

皆既月食とは言え、月が全く見えなくなる訳ではないようだ。

赤色で、暗くぼんやりとした感じに見える月は、なかなか不気味なものがある。

カメラで写してみたら、肉眼で見るより遥かに明るく写ってしまった。


絞りやシャッタースピードで、露出を変えてみる。

肉眼だとこんな感じか・・

ここまで来ると行き過ぎ?

月の方向がまちまちなのは、手持ちで、見上げて撮っているから。

真上を見上げると、方向が定まらなくなるのだ、あっちこっち向いて撮っていたらしい。

おかげで、すっかり冷えてしまった。


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饗応離宮リハ

2011-12-09 23:38:30 | 今日一日

今年最後の饗応離宮、ディナーコンサートは、12日と15日。

今日は12日の分、ギタリストの関淳二郎さんとのリハの日だった。

関さんとは、10月の韓国、「月精寺」公演に参加してもらって以来。

「月精寺」では、雨のため映像がオープニングしか使えず、映像とコラボレーションする曲が出来なかったから、

その曲を含め、「月精寺」でのメニュー+定番曲をやろうと思う。

10月11月とかなり多くリハをやったが、今月は今日が初めて。

久しぶりの感じで、新鮮だった。


今年、僕のコンサートに参加してもらったギタリストは永島広さん、古川昌義さん、関淳二郎さん、久保田邦夫さん、

と4人いる。

皆さんそれぞれに個性があり、僕の曲の捉え方も様々で、テンポも違えばリズムののり、和音の構成や歌い方も違う。

でも、みんなのそう言った表現を、僕の望んだ方向へ、変えて行ってもらうことは、よっぽど違うと感じた時以外、あまりしない。

だから、同じ曲でも、テンポが早かったり、遅かったり・・・僕やAyakoは、そんな皆さんの伴奏に身を委ねる。

そうすると、その曲の、また違った面が見えて来るときがある。

僕も自然と歌い方など、演奏の仕方が変わってゆく・・今まで見たことのない、その曲の別な顔・・

その瞬間が、とても楽しい。


12日のディナーコンサートは満席のようだが、15日の方はまだ若干席があるそうだ。

ギタリストは古川昌義さん。

やはり10月の韓国で、「芸術の殿堂」でのコンサートに参加してもらった。

そのときの曲+何曲か・・「Going Home」もやりたいなあ・・

もしよろしかったら。


サムライグルメ・武家の饗応料理の会
「明日への希望」
2011年12月15日(木)


出演:ツルノリヒロ、Ayako、古川昌義
 
明日への希望・ディナーコンサート
今回は、一年の締めくくり。2012年に向けて明日への希望を託し、皆様と金杯で祝杯を掲げたいと思います。

食事 18:30 ~21:30 演奏 19:30 【会場】東京都港区六本木7-6-18レジディアタワー六本木2502(25階です)    

 【料金】15,000円(武家料理コース、フリードリンク、演奏込み) 

お申し込み  03-6804-5715 饗応離宮までご連絡ください。

(満席となってしまった場合には申し訳ありません、お断りさせていただく場合もございます)


写真は饗応離宮の窓からの眺望。







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海賊盤

2011-12-07 23:09:24 | 日本神話読みがたり

ファンクラブの皆さん向けに、海賊盤と言うものを作っている。

僕がDJよろしくしゃべりながら、未発表の曲やライブ、昔の演奏など、

レアな作品をお聞かせする、オフィシャルブートレッグだ。


最初は30分のカセットテープから始まり、CDになり、今はDVDとCD二枚組にまでなってしまった。

今回は、10月にソウルの「芸術の殿堂」で行った、アンプラグドエッセイと言うイベントでの演奏を、

MCまで含め、丸ごとDVDに収めるため、本日は一日編集作業に終わる。


こんな感じ

夜は久しぶりに泳ぎに行く。

寒くなったせいか、それとも忘年会のシーズンだからか、すいている!

プールサイドに着いた時には、僕を含め2人しかいなくて、もう終わる時間かと、あわてて時計を見た。

贅沢な時間を過ごすことが出来た。


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注目すべき人々との出会い

2011-12-06 22:31:47 | 映画

バウスシアターでは、「話の話」以外にも、たくさんの印象に残る映画を観た。

アルメニアの神秘思想家、グルジェフの自伝を、ピーターブルックが映画化した「注目すべき人々との出会い」

この作品にもとても影響を受けた・・ 25年ほど前のことだ。

冒頭、アルメニアの谷で、語り部達を集め、20年に一度のコンテストが開かれる。

様々な楽器を持った語り部達が集まり、その、特別な谷を共鳴させることが出来たものが勝ちとなる。

たっぷり時間をかけ、様々な楽器や歌が演奏されるのだが、1979年の作品なのに、今のエスニックサウンドブームの

先端をいっている。


僕の「光のように 波のように」の1曲目、「道~マールガ」は、この冒頭シーンへのオマージュだ。

イントロの、フルートで奏でられる音色は、谷を振るわそうとする旋律で、その後に続く主旋は、

「光のように 波のように」の映画では、釈迦のたどった道であり、その後に現在まで続く僧侶達の歩みであると同時に、

グルジェフのたどった生涯、そして、この「注目すべき人々との出会い」を作った、

ピーターブルックへのへのオマージュも込められている。


当時、同名の自叙伝や、著書を、何冊か手に入れ、彼が作曲したと言うピアノ曲集のCDを探し出し、

と、自分でも驚くほどハマった。

だが、そのどれよりも、ピーターブルックの映像と、そこに流れていた音楽、さらに、最後にたどり着く密教寺院での

舞踏が忘れがたく、もう一度この映画を観たい、と思い、ビデオを15年ほど前から捜し始めたのだが、全く見つからない・・

さんざん捜しても見つからない日々が、5年ほど続いた頃、ケンブリッジの大学院にいた友人が、日本に来た時に、

もしかして、と思い、ケンブリッジで捜してもらうことにした。

そうしたら、あったのだ・・

ケンブリッジの図書館に。

当然購入できるはずもなく、調べてもらった版元にも品切れ・・

さらに貸し出し禁止で、図書館内で観ることしか出来ないらしく、「面白かったよ・・」というメールが

申し訳なさそうに、おそるおそる来ただけだった。


それが!

最近また思い出し、ダメ元でネット検索してみたら、DVDで発売されているのだった!

即アマゾンで購入!

残念ながら、映像は悪い・・

もはや25年たった今、当時映像がどうだったかまでは覚えていないが、

もう少し良かった気がするなあ・・・

どう言う元フィルムを使っているのだろう・・

雨はたくさん降っているし、妙な映像の揺れがある・・・


でも谷を震わせる冒頭シーンから、最後の舞踏シーンまで・・・懐かしかった・・



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映画館の役割

2011-12-05 22:19:34 | 映画

かつて、中央線沿線には、各駅に映画館があった。

僕が行ったことがあるのは、前にも書いた中野の「武蔵野推理」

南口駅前にも小さな映画館があったなあ・・『中野名画座」と言ったか・・

今の三菱東京UFJ銀行の隣の地下、変な形で、柱が邪魔だった・・

そこでタクシードライバーを、朝から三回続けて観たことがある。

面白かった、と言うよりは、ストーリーの、どうしても分からない部分があり、理解のために観たのだけど。


高円寺、阿佐ヶ谷、荻窪、西荻、にも、それぞれ1~2館映画館があった。

僕は阿佐ヶ谷で生まれ育ったから、阿佐ヶ谷オデオン座にはずいぶん連れて行ってもらった。

他にも七夕祭りで今でも有名な、パールセンターの中頃に映画館があり、

ここではゴジラものなど、怪獣ものを多くやっていた。

僕は両親から、禁止されていて、そういった怪獣ものはほとんど観ていないが、

バイオリンを弾く少年が、父を捜すためソ連を旅する(かなり強引なあらすじ・・)

「小さい逃亡者」は見ることを許され、(結構面白い映画だった。今でもいくつかのシーンを覚えている)

同時上映だった「ガメラ対ギャオス」で、初めての怪獣もの体験!

小学校5年だったか・・


オデオン座は、洋画を中心に上映していて、3歳の時に母に連れられて「南太平洋」で映画デビュー。

当時はレンタルDVDなんてものはないし、僕の家にはまだテレビもなかったから、この圧倒的な映像は衝撃で、

2時間以上の作品なのに、見終わっても動こうとしなかったらしい。(若干覚えている)

で、二回続けて観て、翌日今度は父にせがんで観に行き、今度も二回続けて観たらしい。

(実は最初に連れて行ってもらったのが母だったか父だったか、良く覚えていないのだが)

父も母も他界してしまった最近、叔母から、当時父が「いやあ参ったよ・・動こうとしないから・・」

と、迷惑だったと、とっても嬉しそうに語っていたことを聞き、なんだかジンときた。


今はインターネットでも映画を見ることが出来、映画館の役割は、ずいぶんと変わって来ている。

昔お世話になった二番館、三番館は、どんどんなくなり、どこの映画館でも、同じような大作を上映する。

そして、あっという間に上映は終わり、後はDVDやネットで観るしかなくなってしまう。

でも、出来れば、どんな映画でも、銀幕で観たい、と僕は思う。

だからこそ心に残っている作品が、数多くある。



 

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「話の話」

2011-12-04 23:15:05 | 映画

「話の話」を初めて見たのは、吉祥寺のバウスシアターだった。

今もある西友の前に、元々は「ムサシノ映画劇場」(小さな頃、親に連れられて何度か行った覚えがある)

としてあった映画館が改装されて、今のミニシアターの走りとして出来た映画館。

バウスシアターとジャヴ50と言う、2つのスクリーンがあった。

(今は3館に増え、バウスシアターの1.2.3と言う呼び名になっていて、ジャヴ50は今のバウスシアター2となっているらしい)


バウスシアターもジャヴ50も、こだわった作品を上映していて、ずいぶんと通った。

「話の話」はバウスシアターの方で上映され、あまりの衝撃で、そんなに長くない上映期間中、3度も見に行った。

二十代の中頃のことだ。


僕にとって、アートアニメーションの洗礼は、この作品と言って良いだろう、

それ以来、数多くのアートアニメーションを見、自分の感性に、とてもたくさんの影響を受けている。


もともと映像から受けるものが多く、それは一度行った場所は忘れない、とか、

行った場所の周りの風景も、見たことがなくても、その一環として認識できる、というような事に繋がっているようだ。

(初めて行った場所で、この道を行くと、どこどこに出るのでは、という、土地勘のような感覚、鳥の帰巣本能に近いか・・)


昔、カウアイ島をバスで廻った時に、ある海岸で、突然ミュージカル映画の「南太平洋」のシーンをを思い出し、

帰ってから調べたら、まさにその海岸で「南太平洋」のロケを行っていたことがわかったこともある。


この一種特技は、「ふきのとう」のサポートをしていた時代、

ある日の夜、「ふきのとう」のリーダー山木さんから電話があり、

今、「ふきのとう」の二人で松本に来ているのだけれど、

一年前のコンサートの時に行ったお店に行きたいのだが、分からないか? と問われ、

電話で、一度行っただけの店を、その時二人がいると言う駅前から、説明をして無事ナビゲートしたことで、

当時コンサートのMCネタに使われ、知られるようになった。

その時は、なんと記憶力の良い! と言う風に言われたのだが、記憶力と言うか・・、その場所の風景を

映像として、それも細かい所ではなく、全体を漠然と覚えていると言うことで、

間違っても頭が良いと言う方向には行かないなあ・・


写真は太平洋を横断し、たどり着いたカウアイ島。



まさに南太平洋!





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スタジオを飾る絵

2011-12-02 12:57:49 | アート

ツルスタジオに来たことのある方は、スタジオの壁面を飾る、たくさんの絵や写真をご覧になったことがあるだろう。

音楽はもちろん好きだが、それ以上に、絵や写真、映像が僕は好きだ。

だから、ライブやコンサートに行くよりも、美術館に行っている時間の方が遥かに多い。

特に好きな絵や、写真は、その中に別な世界が存在していて、そこに入ってゆくことが出来る作品だ。

空想と、現実の境目が曖昧になり、どちらが現実か分からなくなる、

あるいはどちらが現実でも不思議でなくなる、そんな感覚を与えてくれる。


母が亡くなった時に、家に現金としてあったお金を、生活費とかで使ってしまうのが嫌で、ちょうど同じぐらいの額だった、

このリトグラフを、そのお金で買った。

大好きなロシアの映像作家、ユーリ・ノルシュタイン氏の「話の話」のワンシーンだ。

特に好きなシーンで、バックで流れるバッハの平均律は、僕の考える映像音楽のベスト3に入る。

悲しみを通り越した、静謐なる切なさは、至高の感情表現だと思う。



この絵に写り込む、ピアノを始めとするスタジオの風景も好きだ。

「For Your Tears」のジャケットの中にも、そんな写り込みの写真を使っている。


ユーリ・ノルシュタイン氏は、親日家でもあり、良く日本にやって来る。

最初に来日した頃、お会いする機会に恵まれ、「話の話」のLDを持ってゆき、サインをしていただいた。

もう13年前になるんだなあ・・・



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ラ・ドンナ、まり遥さんライヴ

2011-12-01 12:10:16 | 今日一日

昨日は原宿のラ・ドンナで、まり遥さんのライブだった。

2月にもここでライブをしたから、今年二度目。

今回は、リハの写真に楽譜が写っていたから、気がついた方もいると思うが、

「モナリザの微笑み」「花の首飾り」そう、タイガースメドレーを演奏した。

タイガース全盛の頃は、僕はクラシックか、ビートルズばかり聴いていたので、

リアルタイムではほとんど聴いていない。

それでもこの辺りの曲は知っていて、コーラスパートを、歌ってて楽しかったし、懐かしかった。

他にはザ・ピーナッツメドレーもあり、僕のマネージメントを手伝ってくれている、ベティさんは、

この辺りの音楽が大好きで、本番前のリハ中も、いつになく真剣に聴いていて、

きっと心の中で歌いまくっているだろうな、と思っていたら、その通りだった。

お客様も、満員、良いライブだった。


写真はNYセントラルパーク、リス、鳩、スズメの皆さん。



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