ツルノリヒロの生活と推理

アーティスト、ツルノリヒロの気ままな発信基地。

ボストン

2012-06-11 23:08:16 | 今日一日

僕はとても親戚が少ない家系なのだが、おばが二人いる。

一人の叔母は東京に住んでいて、臨床心理学の先生をしているのだが、

鹿児島や博多に、教室を持っていて、毎月飛行機で出かけて行っては、

教えるついでに美味しいものを食べて、飲んで、楽しんでいるようだ。

もう一人の伯母は、若い頃にアメリカ人と結婚して、以来ずっとボストンに住んでいるのだが、

今は高齢のため、向こうのホームの様なところに住み、悠々自適の生活を送っている。

 

JALがボストンへの直行便を就航させたのを機会に、会いに行こうか、と叔母と相談していたら、

どうせならコンサートをホームで、と言う話になった。

さらに、昭和女子大のボストン校でもコンサートを、と言う話も起きる。

ボストンの伯母には僕の演奏を生で聴いてもらった事が無い。

Ayakoのチェロと、永島さんのギターとのトリオで行こうと思ったのだが、何せ予算が無い・・

おまけに計画を立てた時には、ボストン便は週二便しか飛んでいなかったから、日程的にも永島さんは無理で、

叔母とAyakoと三人で行く事になった。

 

こうなると困るのが、いつもの事だが伴奏だ。

バイオリンもチェロもメロディー楽器で、和音を奏でる楽器が無い。

向こうのミュージシャンと共演の話も出たのだが、今回は伴奏を永島さんや、西本さんに録音してもらい、

それを流しながら演奏する事にした。

つまり、カラオケですな・・

 

そのアレンジや録音に時間がかかり、やっと本日永島さんにギターを入れてもらう。

基本僕のオリジナル曲に、伯母が好きだったと言う「ドナウ川のさざ波」

ディズニーから「星に願いを」、日本の曲として、季節は合わないが「赤とんぼ」などを混ぜ、演奏する。

「ドナウ川のさざ波」なんて、知ってはいてもちゃんと聴いた事も無ければ、演奏した事も無い。

永島さんも始めて弾いて「楽しいねえ~」と言っていた。

 

写真はボストンではなくニューヨーク・・

「Turtle Bay」という呑みやさんだ、今は改装されてしまっているが、雰囲気は残ってるみたい。

ボストンの写真もあるんだけど、PCに取り込んでないんだよね・・

 

 

 

 

 

 

 

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今日もリハ・・

2012-06-09 23:14:43 | 今日一日

今日は、今月から赤坂に場所を移し、再会する饗応離宮、「ムスヒの食卓」ツルソロディナーライブの為のリハ。

ちなみに、17日が神戸でまり遥さん、18日は戻ってきた足で饗応離宮へ行き、ディナーライブ。

19日はzepp東京で中澤裕子さんのバースデイコンサートに飛び入りゲストをしなければならない。

そして一日空いて、21日からボストンだ・・準備はできるのか!・・しんどそう・・

 

今回の「ムスヒの食卓」のギタリストは関淳二郎さん。

今までやった事の無い、ジェネオンから出ている三部作の中の曲を三曲用意した。

僕としては、好きな北欧の空気感や、世界感を込めて作ったつもりの曲だったが、

以前、ニューヨークの天野喜孝さんのアトリエで、流しっぱなしにしてもらっていた時に、

ニューヨークの若者に、この曲からはスペインを感じる、とか、この曲はイタリアだ、と、

自分の予想していない感想が帰ってきて驚いた事がある。

自分の作った曲ではあるが、聴いてくれる方々の心の中では、また別な世界が広がっている事に気がつき、ドキドキした・・

 

今は、曲を作り、レコーディングしていた時よりも、もっと表現力が付き、

その曲の持っている世界を、より、表す事が出来ているように思う・・

まだまだやっていない曲はたくさんあるぞ!

なんだかわくわくしている。

 

 

 

 

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またまたリハ三昧

2012-06-08 23:14:16 | 今日一日

11時より高田馬場でまり遥さんのリハーサル。

まりさんのコンサートには、神戸と原宿で年間1度ずつ参加し、これで3年目となる。

今回はポプリコンサートと言うタイトルで、17日に新神戸オリエンタル劇場にて、開催される。

 

17時半にリハを終え、そのまま高田馬場で、ミキサーの真田浩之君と会う。

 

20年ほど前、ツルスタでバイトをしていた真田君は、単身ニューヨークに渡り、想像を絶するほどの苦労をし、

今ではグラミー賞受賞CDのミキシングまで手がけるようになっている。

21日からボストンへ行くのだが、ついでにニューヨークにも寄ろうと思ってメールをしてみたら、

偶然福井の実家に里帰りしていた。

そして今日、新大久保のスタジオで仕事のため、東京へ出て来ると言うのだ。

僕も彼も、この後用事があるので、30分強、バーガーキングで近況報告会。

ニューヨークで会う約束をして、別れる。

飛んで帰って、着替え、青山の葉山庵へ打ち合わせに出かける。

ギリギリ間に合い店内へ、始めて訪れたのだが、素晴らしい雰囲気のレストランだ。

少しだけ料理の写真を・・

 

「長井漁港の嘉山さんが穫ってきた赤座海老のポワレとビスク」

このビスクは絶品だった!

フォアグラのポアレと茶碗蒸し。

ポアレはスッポンのコンソメ、茶碗蒸しは2食のトリュフの香り・・

茶碗蒸しが絶品!

 

社長の山坂さんは、ご自身音楽をやっていた方で、いずれここで僕のコンサートを、と言う話になる。

ピアノがあれば、Acoustic Caféなど、ぴったりなんだがなあ・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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またリハ三昧

2012-06-07 23:07:08 | 今日一日

昨日から4日連続のリハーサル・・

それもみんな別々のリハ・・

 

今日は7月の韓国公演用リハの初日。

今回ピアニストの西本梨江さんが、初参加してくれるのだが、

初日から18曲もやってしまった・・ちょっとやり過ぎか!

最近あまりバイオリンを弾いていないから、手が疲れている・・

 

 

 

 

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扶桑文化会館

2012-06-06 22:37:39 | 今日一日

「何でも鑑定団」と言う番組が結構好きだ。

何故か見てしまう・・

知らなかった、画家を始めとするアーティスト達のことや、

歴史、風俗の事を、簡単だが映像を交えて分かり易く教えてくれるし、

値段当てのクイズ的な要素や、長年変わらぬ鑑定士達のファンになってしまった部分もあり、

リアルタイムにはまず見られないから、予約録画をして、深夜に一人、お酒を飲みながら観ている。

 

昨日録画した回を今日観ていたら、番組内で「出張鑑定団」と言うコーナーがあり、

全国津々浦々に鑑定士達が赴き、地元の方々が持ち寄ったお宝を鑑定するのだが、

会場となるホールの客席が写り驚いた!

つい三日前に訪れた、愛知県の扶桑文化会館だったのだ。

客席に特徴があり、素敵なホールだなあと思っていたから、すぐに分かった。

 

ただそれだけなんだけどね・・なんだか嬉しかったのです。

こんな感じで正面も写った。

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Café 傳 DEN

2012-06-04 14:44:39 | 今日一日

有名なミキサーの吉野金治さんのプライベートスタジオが、僕のスタジオの近く、落合に一時期あった。

吉野さんに、アルバムのレコーディングからトラックダウンまで、お願いしていた時に、

そのアルバムのためのデモ録音を聴いていただき、「ツル君、君は絶対自分でミキシングをやった方が良いよ」

と言われたのがきっかけで、それ以来、すべてのアルバムで、自分でミキシングをするようになった。

いわば、師匠であり恩人。

 

その落合のスタジオの、目の前に「Café 傳 DEN」はある。

一度行ってみたいと思いつつ、素通りしていたカフェ、デザイナーズマンションの一角にあり、

通りからは全貌が見えないため、どんな店なのかも知らなかった。

始めて入り、その素敵さに驚く・・

このデザイナーズマンションも、入居希望者が多く、なかなか入れないらしい。

住んでみたいとは、特に思わなかったが、近くにこんな空間があったら、足繁く通うだろうなあ。

あっ・・近いのか!

 

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ふそう文化大学、よみ語り二日目

2012-06-03 23:14:59 | 日本神話読みがたり

ホテルの窓から駅を眺める。

駅は左側、マンションの様なビルに入っている。

ステージはこんな感じだが、照明の色が入ると、ぐっと雰囲気が出る。

僕一人なところは寂しいね・・

今回の演目は、「ヤマタノオロチ」と「羽衣伝説」

羽衣は羽田の国際線にある江戸舞台でやって以来だから久しぶりだ。

三保の松原にかかる月を照明で・・

僕のアルバム「かぐやの夢」に、「羽衣」と言う曲があり、

せっかくだからそのモチーフをふんだんに使って、音楽を作っている、

阿村さんの脚本は、切なく、美しい物語で、大好きだ。

 

久々たっぷり2時間近い公演を終える。

やはり外と違ってホールはやり易い。

けれど2時間一人での演奏には、無理があるなあ・・

 

日曜の公演なので、2時開演、4時終了、片付けて、5時には帰路へ付く。

ナビの言う事には、国道は混んでいるから、とすれ違うのがやっとの抜け道を延々走り、

明治村の側、入鹿池の脇を通り、中央自動車道から東名へと向かう事になった。

 

途中浜松辺りで豪雨・・

東名の浜名湖SAではうなぎが食べられるのだが、新東名の浜松ではうなぎパイしか売っていない・・

高橋君とぶつぶついいながらうどんを食べる。

 

横浜の青葉区に住む高橋君の家まで行き、スタジオに着いたのが10時。

5時間で帰ってこられたのだから早い方だろう。

ともあれ、お疲れさま!

 

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ふそう文化大学、よみ語り

2012-06-02 19:37:45 | 日本神話読みがたり

愛知県の扶桑文化会館へ行く。

前回の名古屋市公会堂に引き続き、浅野温子さんの神話、よみ語りの舞台だ。

今回は、「ふそう文化大学」と銘打たれ、9月まで計四回、それぞれ違う公演の、一回目だった。

二回目以降は「粋曲」であるとか「弧の会」と言った出し物が予定されている。

チケットはその四回、通し券しか無いため、今回は誰にも知らせなかった。

 

一月の間に、車で二回も愛知に行くのは始めてだ。

新東名は空いていて、少しは楽だけれど、前乗り、当日帰りの予定、

やはり本番が終わってからその日のうちに帰るのは疲れる。

 

新東名のSAで、郵便車だけを積んだトレーラー。

なんだかミニカーにありそうだ。

 

扶桑文化会館に着く。

今日は前日仕込みでリハの日。

きれいで良いホールだ。

僕のスタジオからは、すぐ近くを走る地下高速を使うと、そのまま東名に乗れる。

おかげでずいぶん早く着く事が出来るようになった。

で、早く着きすぎたため、セッティングをしてから周りを散策。

文化会館の前にある小道、「文化の小道」・・・のどかだ・・・

会館の裏の畑では、積み上げられた薪の向こうから猫が顔を出していた。

猫好きな僕としてはすぐに親睦を図る。

・・のどかなのだ・・

 

5時半から温子さんとのリハ。

今回はパーカッション抜きの僕だけで音楽を演奏しなければならない、

事前にかなり作り直し、用意して来たのだが、やはり大変そうだ。

6時半には終了。

ホテルは少し離れた犬山駅のそば、

音響の高橋君、照明の三浦さん、舞台監督の久保さんたちを乗せ、ホテルへと向かう。

 

犬山は、明日からよさこい祭りだそうで、僕らが食事に行ったお店でも、京都から参加する若者達で満員。

僕らは隅で細々と飲む。

でも、大声を出す訳でもなく、ふらふらになる訳でもなく、礼儀正しい若者達だったなあ。

 

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