飄(つむじ風)

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甲状腺がん、疑い含め44人に 16人増・・・

2013-08-21 13:55:38 | ブログ

予見された事で、今更驚く事ではないが・・・
驚くべき事は、
その予測があったにも関わらず、
誰も、少しも深刻に思わない事だ・・・
実際は、
世紀の放射能カタストロフィーの序曲が奏でられたのだ!

 

 『出来るだけ、静かにしていよう・・・。大袈裟に取り扱えば、パニックになる!』という、為政者の心の声が聞こえてきそうだ。

 

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 分からないではないが、それによる被害者の拡大がさらに予見される。

 

 

 

【転載開始】福島の子どもの甲状腺がん、疑い含め44人に 16人増

 【大岩ゆり、野瀬輝彦】福島県は20日、東京電力福島第一原発事故の発生当時18歳以下だった子どものうち、44人が甲状腺がんやその疑いがあると診断されたと発表した。6月から16人増えた。県は「被曝(ひばく)の影響は考えられない」とした。ただし、県の検査や説明に対して県民の間に疑問や不安の声もあるため、県は、専門家による新たな部会を作り、検査に問題がないか検証することになった。

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 6月以降に新たに診断された16人のうち、がんは6人、疑い例は10人だった。累計ではこれまでに結果が判明した約19万3千人のうち18人が甲状腺がん、25人が疑いありと診断された。1人は疑いがあったが良性だった。この44人は原発事故時に6~18歳。がんの直径は5・2~34・1ミリ。がんは進行のゆっくりしたタイプだった。

 事故後4カ月間の外部の全身被曝線量の推計調査を受けた人は44人のうち4割だけだが、全員2ミリシーベルト未満だった。

 チェルノブイリでは4~5年後から甲状腺がんが増えたほか、今回の44人は複数回の検査でがんやしこりの大きさがほとんど変わっていないため、県は「事故以前からできていたと考えられる」と分析した。

 しかし、県民の間には被曝影響に関する解釈や、検査の精度、情報公開のあり方などに批判がある。

 このため県は、検査に関与していない専門医らによる専門部会を新設して、これまでの検査結果の判定や、がんと診断された人の治療、事故による被曝の影響などを改めて検証する。事故当時18歳以下だった約36万人に対し生涯にわたり継続する甲状腺検査のあり方も改めて議論する。【転載終了】

 


 そう考える人は、私一人ではあるまい。中には、福島原発事変の2年後の状況であるから、放射能由来の病変ではないと強弁する。チェルノブイリは、4年後、5年後の事態であったからという。


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2007

 


 まさに、役人答弁丸出しである。どこかの既成事実と照らし合わせなければ、事実を認識できない習性だろうか? あるいは逃避習性であろうか?


 

 隠し、認めず、認識せず、あるいは無かった事としたい習性丸出しだ。只、恐れるのは、誰が払うか知れない賠償責任しか頭にはないのであろうか。


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 しかし、


 

 厳然たる事実の前に、粛然とする時が来るであろう。あの時、一斉に疎開させていれば、少なくとも人道上のせめての対応を悔いる事もなかっただろうにと・・・。


 

 そして、


 

 未だに進行する放射能漏出と、汚染水漏出。これも事態の重大性を過小評価したツケである。地下水の汚染は、早くから予見されていた。それを断絶する工法も示されていた。何故か、それをしなかった。1000億の資金負担を恐れたと当時は言われたものだ。

 

 

 素人ながら、福島第一原発は完全隔離以外に、優先すべき課題はない、と思ったものだ。


 

 はたして、危惧される状況が現出している。予見されたと言えば、手前みそな話であるが、あの時(事変直後)、情報を全面公開し、衆議を求め、国を上げて取り組んでいれば、漏出問題は根絶できたであろうと考える一人だ。


 

 東電が、前面に出ている限り、情報は隠蔽され、的確な対応は取られないのである。


 

 その事は、次の動画で察せられると思う。未だに、真実は明らかにされていないのである。


 

 そして、


 

 それらを有耶無耶にしたまま、再稼働という暴走列車の発車ボタンは押されようとしている・・・。


 

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