題名の通り、とうとう早期退職を決意し、社内手続きをしました。
次にやること、やりたいコトがない中で、本来やってはいけない選択ですが、一歩進むことにしました。
今年度末の3月末を退職予定日とすることとし、58歳3ヶ月で一区切りつけます。
きっかけは部下の降格です。
来年度に組織職などに就けなければ降格することになっていたので、自分がリーダーを降りて代わりに引き継いでもらうこととしました。
リーダーとして自ら背負ってしまった業務負担が限界を超え、やりたいコトができなくなっていて精神的に辛くなっていたこと。
定年までの残り時間を考えると、現状の待遇のまま定年を迎えられるコト。
こんなことを考え、上司にリーダー交代を申し出たところ、意外にも交代が年度末ではなく、上期末に交代となり上の考えに疑念を感じました。
その人事の発表後のタイミングで、会社よりセカンドキャリア支援制度が発表されました。
この会社の制度を聞いた時、ギブアップという心の声が聞こえました。
幸いにも、家のローンは完済済みで、子供も成人しており、老後の計画への影響を考慮すれば良い環境下にあったので、この早期退職が選択可能な環境でした。
この後、全く仕事をしなかった場合はでも、退職金の割増によって下振れはほぼ誤差の範囲に収まる計算でした。
妻に考えを話したところ、反対はされませんでした。
全ての条件が揃いました。
上司に伝えたところ、拍子抜けするほどあっさりしたものでした。
手続きを開始したら、あれよあれよという間に進んで行き、こんなものかと一抹の寂寥感を感じました。
営業時代の後輩から、この制度に応募したと言う報告や、今の職場での応募情報を聞き、決心したのは自分だけでないことを感じ、なんか心強くも思いました。
あとで振り返ると、人生の岐路になるのでしょう。
これが良い選択になることを