日曜日、御嶽山登山に行ってきました。
梅雨の真っ只中、当日までに週間天気予報を何回見たことでしょう。
前日には大雨が降り、眠るまで雨の音がしていた。
心配して心配して・・・、でも朝目覚めればまずまずのお天気。
ガスがかかっているけど、空は明るい。
登山口まで車で・・・。
わぁ~!!!
か~み~さ~まぁ!ありがとう~!!!
見えている山が御嶽山 標高3067m
3000mを越える山としては国内で最も西に位置し、裾野が大きく広がる美しい独立峰なのだ
前日に熊が目撃されたという事でお宿で熊よけの鈴を借りて行く
真っ直ぐ前に目標の御嶽山を望みながらザクザク登っていく。
急な登り、息が切れる (((;-д- )=3ハァハァ
途中ガスが少し出てきたりもする。
どれくらい登ってきただろう、ふと振り返ると(*´∀`*)
私たちは雲の上にあがってきたのだ
雲海が広がり感動する。
よく見ると向こうの方に山々の頂が連なっているのが見える。
あれは南アルプスかな。
酸素が薄く少し歩いただけでも苦しい (((;-д- )=3ハァハァ
立ち止まり、小休止を繰り返しながら登る。
ほらね、とても急な登りなのだ。
これは避難小屋。
「富士見石」とある、視界が良ければ富士山が見えるのだろう。
よぉく目を凝らして探すのだけど見えなくて残念。
でも森林限界を超えた山の姿、高山植物、霧の冷たさを楽しみながら嬉しくて仕方ない
御嶽神社に到着、目指す剣ヶ峰は写真左側にそびえている所。
あちこちで火山ガスが噴出しているのが見える。
立ち入り禁止区域もある。
硫黄臭いけれど、「山が生きている」と感じて、そんなこともワクワクする。
剣ヶ峰頂上!
ガスが晴れて後ろの二の池が見えてきた♪
グルリとお鉢めぐりをする。
ここからは登山者がグッと少なくなる。
ここからがまたお楽しみなのになぁ、みんな勿体無いなぁ。
↓歩いているのは私。
グルッと火口を周るのだ。
結構な距離があり、私たちの他に人が見えなくなり、静かな山を楽しめる。
雄大な景色に囲まれ、ちっぽけな、とってもちっぽけな私。
風の音と自分の足音だけの世界。
夢のような時間、とても幸せ(*´∀`*)
振り返ると、さっき写真を撮っていた剣ヶ峰頂上が見えている。
お鉢めぐりをして良かった。
ここにこなければ見られない景色がある。
途中道がわかりにくいところがあってドキドキするけれど
前を行く人や岩に書かれた〇目印を追いかけながら進む。
これがおそらく一の池、枯れている事が多いらしい。
やっと二の池が見えてきた♪雪渓を横切る。
慣れない私はこわごわゆっくり・・・。
二の池に到着。
なんて美しい、頑張ってここまで歩いてきて良かった。
極楽浄土があるのならきっとこんな所なんだと思う。
二の池からは剣ヶ峰に戻らず、王滝頂上へ・・・。
途中、いくつも雪渓を歩く。
軽アイゼンは用意していたけれどつけなくても良さそうな状態。
それでも緊張しながら歩く。
下りの雪渓がとても怖い。
後ろから「下を見たらダメ」と言われ、え!?と思って下を見て足がすくむ (゜Д゜;∬アワワ・・・
王滝頂上手前で昼食ヽ(*^^*)ノ♪
気温が下がってきたのでダウンを着込む。
お宿で作ってもらったお弁当、持って来てくれたトウモロコシ、私が持ってきたフルーツ缶♪
ゆっくり休憩し、生き返る(・∀・)ノ
さ、私の苦手な下り・・・
先日捻挫した左足が時々痛むけれど、大事に丁寧に下るように心がける。
ヒョイヒョイと身軽な人に追い越される(*^~^*)ゝ
小休止しながら・・・
やがて植物が現れ、樹木も現れる。
信州の山はいい(*´∀`*)木が違う。
まだ高山植物の時期には早かったのだけど
それでも可愛いお花が咲いていた。
名前はわからない。
イワカガミ あちこちに群生していた(*´∀`*)可愛い
3000m以上の岩の上、厳しい環境の中岩にしがみつくように咲いていた。
これはチングルマ
クロユリ
楽しい御嶽山登山でした
少し前から風邪をひき、前日は咳で寝不足、それに加え当日は給水不足。
自己管理の悪さから高山病にかかる
下り始めて頭痛がひどくなり、そのうちガンガンとんでもない痛み。
悪寒と吐き気・・・、耐え難い辛さ
登山口までおりてきて水分をたくさん摂り、「食べる酸素」っていうタブレットを食べ、有酸素運動をしなくちゃダメと言われて嫌々少し歩く。
一時間ほどして回復ヽ(*^^*)ノ♪
甘く見ていた。自己管理の悪さを深く反省
さて、熊よけの鈴を付けて行きましたが熊は居たかって?
居ました Σヽ(゜Д゜; )ノ
歩いている時でなくて良かった・・・。
ほら、わかりますか?黒いの・・・。
右に鼻先が見えるでしょう? こんな近くで野生の熊を見たのは初めてでした。
今回購入の山バッヂ
携帯のカメラで撮ったボケボケ写真ばかりですが
最後まで見てくださって有難うございます。
やっぱ山はいいっ!最高!