日本にいるのにしばらく日記の更新ができなかった。
いろんなことがあって、いろんなことをこなして
バタバタしているうちに、いよいよ明後日からは
ギアナ高地(ベネズエラ)へのツアへ出発する。
この三連休のはじめは、日曜登山部の子供たちを
苗場山と毎年恒例の赤湯温泉 山口館へ
連れて行ってきた。
全員、子供たちはこの大好きな山口館への
(もはや軽いと言える)往復登山と宿泊の旅を
とても楽しみにしていた。
結果から書くと、
今年はロングコースをみんな頑張って登頂し、
みんなの大好きな(私も大好きな)山口館のお兄さんが今年の六月に
突然逝ってしまっていたのだった。
お元気でとってもやさしくて、
死などという言葉は、まるで想像の片隅にもなかったものだから
長い苗場山登頂の歩きのあとで
お父さんから聞いたときには
信じられなくて、言葉を失った。
こんなことってあるんだろうかと思った。
お兄さんとお父さんと飲むために今年も賀茂鶴の一升瓶(広島)を
担いでいっていた。
当たり前にそこにいるはずのお兄さん、
笑顔で待ちかまえていてくれるはずだったお兄さん、
もういないなんて、受け入れるのはとても難しいことだった。
*
2018年10月5日前泊〜10月7日(日)
去年までは子供たちをこの秘境の温泉宿への
往復で歩かせるだけだったけど、
今年は「歩きたいよね、苗場山に登らせたいよね」って
ママ友ちゃんのありちゃんと気持ちが一致。
わたしは猛烈な忙しさの中
東京前夜発で(車中泊)で百名山の苗場山2145m
に登るルートを考えた。
金曜日、学校が終わって女子たち合流。
夜の1時に登山口(元橋)に車を止めてありちゃん持参のビール飲んで
三時間、車の中で寝た。
早朝、お迎えにきてもらったタクシーにて
秡川登山口の和田小屋へ。
コースは
登り和田小屋→苗場山頂が四時間半
苗場山頂→昌次新道で赤湯温泉山口館が五時間
の一日目が九時間半
小学生としては上級コースといっても過言ではない。
いいお天気でとても美しかった。
おいしい水をくむ
うしろに苗場山
絵のよう
でも子供たちは、えーーーまだあんなところまで行くのっ
とブーイング。
うしろは来た道
山頂付近の湿地帯は素晴らしい、
ひらけていて別世界。
つづく
また想いなどたくさん書くね、つづきを。
2017年の赤湯温泉日記→クリック
2016年の赤湯温泉日記→クリック
本当にいいひとだった。とても素敵なひとだった。
寂しい・・・・。