神田古本まつり
昨日は「神田古本まつり」に行ってきました。神保町の古書街には多くの人がつめかけていました。男女の別なく高齢者かから学生さんまで、皆さん真剣なまなざしで本を捜しておりました。
メインの「青空掘り出し市」は駿河台下から専大交差点までの、古書店と書棚に囲まれた500mにおよぶ「本の回廊」に、100万冊の本が並んでいました。期間中には何度も本の入れ替えがあるので「迷ったら、即買う」が鉄則だそうです。
私の場合は特別ほしい本もなく、ただその場の雰囲気を味わいたいだけでした。でもおかしなもので回りが真剣だと、こっちまで真剣になってしまいますね。気がつくと背中のリュックサックが重くなっていました。
余談ですが神保町に来るときはリュックがいいですね。両手が空くので本探すときも読むときも便利です。また本は重いので、背中に背負うと楽ですね。
500m本の回廊をゆっくりと歩き、また引き返して最後に「放浪の天才画家 山下清 原画展図鑑『ことしの花火は どこに行こうかな。』」を迷った末に買いました。
お金を払ってリュックにいれると、軽かったリュックが急に重く感じました。我にかえると急にお腹が空いてきました。もっと見たいのに、見る気力が出ません。
もうこの辺が潮時です。「古本まつり」はおひとりさまで来るのが一番ですが、食事の時には困りますね。食べずにそのまま家に帰りました。来年はウィダーインゼリーを持ってこようなどと思いながら。